物理が苦手な人でも、地力がついて得点力がアップ!“確実に解く”方法と、ひらめきを生む“着眼点”を伝授します

株式会社かんき出版(本社:千代田区 代表取締役社長:齊藤龍男)は、『物理の完全制覇 プラチナ例題電磁気・原子編]』(酒井啓介/著)[https://kanki-pub.co.jp/pub/book/details/9784761274795 を2020年2月19日より全国の書店・オンライン書店等(一部除く)で発売いたします。


◆どの物理法則を適用するか、判断力を磨く

難関国公立大、難関私大の医学部および理系学部を目指す人のための好評シリーズ第2弾!
受験指導で高い実績を上げている個別指導予備校講師である著者が本書を執筆するきっかけになったのは、これまでの問題集や演習本に対する「違和感」からでした。
たとえば、高校の教科書に準拠して作られている問題集と、実際の入試問題には大きなレベル差があります。教科書準拠の問題集は物理法則を覚えさせるためのものなので、問題文から「この物理法則を使って答えなさい」という意図がミエミエの場合が多いのです。

一方、大学入試の問題は「どの物理法則を適用すればいいのか、どの物理法則を適用してはいけないのか、自分で判断しなさい」というものがほとんどです。本書では、この判断力を磨くことを目的としています。

大学入試の物理には、出題のパターン(目の付けどころ)があります。集約すると70 パターン。その70パターンを例題(プラチナ例題)に落とし込み、解き方をたどることで物理という科目を完全制覇しようという狙いで本書を構成しました。
本書は[電磁気・原子編]と題して、全70パターンのうち29本を収録。同じシリーズの[力学・熱・波動編]では残りの41本をセレクトし、解説しています。

2021年1月からは大学入試センター試験に代わり、大学入学共通テストが導入されますが、大学入試制度が変更になったからといって物理法則が変わるわけではありません。試験制度が変わっても対応できる学力を身につけるには、

「なぜ、こうやるのか」
「なぜ、こうしないのか」
「他に正解にたどり着く方法はないのか」

ということを考えながら学習することが大切です。本書をしっかりと読み込めば、本物の学力を身につけることができるでしょう。

◆確実に解ける方法と、とっかかり(着眼点)を伝授
本書では、「早く解ける方法」をお伝えするのではなく、むしろ、「時間は長くかかっても確実に解ける方法」を紹介しました。

著者が心がけたのは、奇抜な方法を使わずに、高校物理で学ぶ基本事項だけ繰り返し使って正解にたどり着くこと。この“繰り返し使う”ということが大事で、みなさんには一定の「忍耐力」を身につけていただく必要があります。
このため、「プラチナ解説」と題した解答・解説のコーナーは全体に長くなっています。もっと早く正解を導く方法もあるとは思いますが、早く解けても特定の場合にしか使えない解法ではなく、時間はかかっても他の問題を解くときにも役に立つ解法を集めました。
一方で、問題文を読み終えたところで、こうすれば正解にたどり着けそうだという「とっかかり(着眼点)」は、一瞬で見えたほうが、心がラクになりますよね。

そこで、例題の後に「プラチナポイント」というコーナーを設けました。
ここが、本書のキモになります。その例題で学んでほしいことや陥りがちな誤答・誤解はもちろん、物理法則の解釈の仕方などにも触れています。ここを繰り返し読むだけで、試験に出る難問に立ち向かうための「対応力」が身につくはずです。

●類書に差をつける「3大ポイント」

<その1>圧倒的な実績を持つ著者が教える
著者は個別指導予備校や医学部受験予備校での指導経験が豊富で、「入試問題の予想的中率が高い」と評判。過去の出題パターンを徹底研究しています。

<その2>正解にたどり着く「とっかかり」がわかる
本書のキモになる「プラチナポイント」では、正解を導くための物理法則の使い方を解説。例題で学ぶべきことや陥りがちな誤答・誤解のパターンも網羅しています。

<その3>電磁気が苦手な人におススメ
特定の場合にしか成り立たない法則や関係式はなるべく使わず、汎用性が高いものを用いて解くようにしているから、地力がついて得点力が上がります。

【目次】
はじめに
本書の特長と使い方
第1章 電磁気編
プラチナ例題001 電場・電位
プラチナ例題002 コンデンサー
プラチナ例題003 直流回路の計算
プラチナ例題004 コンデンサーによる電場
プラチナ例題005 荷電粒子の運動
プラチナ例題006 素子の解釈
プラチナ例題007 電磁誘導
プラチナ例題008 電磁誘導と等価回路
プラチナ例題009 電磁誘導とローレンツ力
プラチナ例題010 電磁誘導とキルヒホッフの法則
プラチナ例題011 回転運動による電磁誘導
プラチナ例題012 電流による磁場の発生
プラチナ例題013 コイルのインダクタンス
プラチナ例題014 ホール効果
プラチナ例題015 コイルを含む直流回路
プラチナ例題016 スイッチを含む回路
プラチナ例題017 リアクタンスの意味
プラチナ例題018 交流の発生
プラチナ例題019 交流回路
第2章 原子編
プラチナ例題020 光電効果
プラチナ例題021 Ⅹ線と核反応
プラチナ例題022 結晶による干渉
プラチナ例題023 水素原子モデル
プラチナ例題024 加速器の原理と放射線
プラチナ例題025 核崩壊と核反応
プラチナ例題026 電子の比電荷
プラチナ例題027 核反応のエネルギー
プラチナ例題028 核崩壊と放射線
プラチナ例題029 原子のスペクトル
巻末付録 物理の近似式

【著者プロフィール】
酒井啓介 (さかいけいすけ)
理系の難関国公立・私大向け受験指導で高い実績を上げている個別指導予備校講師。文系志望の受験生や芸術系志望の受験生の受験指導も行っており、特に、入試問題の予想的中率の高さが際立っている。
東京都立高島高等学校、京都大学理学部を卒業。東京大学大学院理学系研究科中退。
中央大学杉並高等学校、慶應義塾高等学校、開智未来高等学校などで非常勤講師を務め、個別指導予備校や医学部受験予備校でも受験指導に当たってきた。現在は名門会家庭教師センターおよびメディック・トーマスの講師であり、物理・数学・地学などを担当。その傍らで、大手予備校にて模試作題・解答速報作成にも携わる。
著書に『物理の完全制覇プラチナ例題[力学・熱・波動編]』(かんき出版)がある。

【書誌情報】
書名:『物理の完全制覇 プラチナ例題[電磁気・原子編]』
定価:1,200円+税
判型:A5判
体裁:並製
頁数:168頁
ISBN:978-4-7612-7479-5
発行日:2020年2月19日

【書籍のご購入はこちら】
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【関連書籍】

書名:『物理の完全制覇 プラチナ例題[力学・熱・波動編]』
定価:1,300円+税
判型:46判
体裁:並製
頁数:216頁
ISBN:978-4-7612-7462-7
発行日:2019年12月18日

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