新型コロナウイルスの仕事と心への影響は? 全国で無料電話相談を実施

コロナ禍による労働環境、テレワーク増加など働く場が激変  ~「働く人の電話相談室」を9月10日(木)~12日(土)の3日間、全国で開設~

働く人の心の問題解決を支援する「産業カウンセラー」を養成する一般社団法人 日本産業カウンセラー協会(代表理事:小原 新)では、9月10日(木)、WHO(世界保健機関)の定める世界自殺予防デーにあわせ、「悩みを聞かせてください きっと心が晴れます」をテーマに当日より3日間、全国19か所で「働く人の電話相談室」を開設、産業カウンセラー資格を有する専門家が全国各地で電話相談に対応します。

協会では2007年より毎年、日本労働組合総連合会(連合)の協力のもと「働く人の電話相談室」を、期間を定め開設してきました。昨年は働き方改革元年を迎え、若い世代を中心に相談件数が一昨年を上回り、延べ1,159件の相談が寄せられました。今年も仕事に関連する悩み、人間関係、職場環境の問題等、ご本人、ご家族、周囲の方々や現在お仕事をされていない方を含め、どなたでも電話相談が可能です。

今年は年初から新型コロナウイルスの感染拡大により、非常事態宣言が発令、多くの働く現場環境が激変しています。テレワークの推進による職場環境の変化や自宅での仕事に伴う家族との関係、自粛による経営環境の変化に伴う失業や休業など、コロナウイルス感染拡大による様々な影響がでています。こうしたなかで、“心を聴くプロ”である産業カウンセラーが相談に応じることで、心の問題を抱える労働者の問題に向き合い、解決に向けたお手伝いをします。

「働く人の電話相談室」
TEL:0120-583-358 *通話料・相談料とも無料
お近くの相談窓口にフリーダイヤルでつながります。

2020年のキャッチフレーズは「悩みを聞かせてください きっと心が晴れます」

開設期間:9月10日(木)、11日(金)、12日(土) 電話受付は各日共に10:00~22:00
主催  :一般社団法人 日本産業カウンセラー協会
協力  :日本労働組合総連合会(連合)
後援  :厚生労働省/中央労働災害防止協会/独立行政法人 労働者健康安全機構/
     公益社団法人 全国労働基準関係団体連合会/
     一般社団法人 日本産業カウンセリング学会/
     一般社団法人 日本産業精神保健学会/公益財団法人 産業医学振興財団

全国各地の産業カウンセラー協会が地区毎に電話相談窓口を開設し、職場の人間関係に関わる問題等で悩みを抱える方々を対象に、全国どこからでも無料で相談を受け付けます。

「世界自殺予防デー」とは、WHO(世界保健機関)が定めたもので、日本では世界自殺予防デーにちなみ、9月10日~16日の1週間を「自殺予防週間」に設定し、国、地方公共団体、関係団体、民間団体等が連携して啓発活動を推進しています。

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