マクニカ、横河電機の予測型AIプロジェクト同時進行を支援 グローバルでの「サポート長期化予測」や「在庫予測」などに成功

~短期間で高精度の予測を実現しDXを加速~

半導体、ネットワーク、サイバーセキュリティ、AI/IoTにおけるトータルサービス・ソリューションプロバイダーの株式会社マクニカ(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長:原 一将、以下マクニカ)は、この度、横河電機株式会社(本社:東京都武蔵野市、代表取締役社長:奈良 寿、以下横河電機)が実施する多数の予測型AIプロジェクトを、H2O社およびLuminoso社製品の導入により支援いたしました。

■背景
計器や制御システムを多様な生産現場に提供する横河電機は、顧客のDX(デジタルトランスフォーメーション)を支援するソリューション提供の前段階として、最初に自社内で新しいテクノロジーを実践し、その成果から得られたノウハウを社外に展開するという方針でDXを推進しています。全て内製でDX推進に取り組む同社では、基幹システムのデータ分析による売上予測等に挑んできましたが、確実性の高い予測データとはいえず、またデータを活用するにも一定の手間がかかっていました。そこで “これから何が起きるか”をより高い精度で効率的に予測し、ビジネス部門における業務で活用するため、H2O.ai社の機械学習自動化プラットフォーム「Driverless AI」とLuminoso社の自然言語分析AI「Luminoso Daylight」を導入し、本格的な予測型AIプロジェクトをスタートしました。

■サポート長期化予測に成功 80%以上の精度で予測に成功する地域も
横河電機は製品を安定して使用してもらうためにプラントの長期保証を行っており、トラブルが起きた際の迅速な対応をサポート方針として掲げています。本プロジェクトでは「Luminoso Daylight」を活用し、グローバルでの顧客からの多言語の問い合わせを自然言語分析することで、即座に意味を理解し回答できる環境を整備するとともに、「Driverless AI」を活用し、問題化しそうな案件や対応にどれくらいの時間がかかりそうかを予測することで、よりスムーズな顧客サポートを実現しました。最も精度が高い地域では80%以上の精度で予測することに成功しています。

■製品在庫やそれに紐づく部品数までも予測可能に
国によっては商慣習により在庫を常に持っていなければならない拠点があります。本プロジェクトでは、「Driverless AI」を活用、在庫をいくつ持てばどれくらいの期間でどの程度売れるかを予測し、売れる可能性の低い不動在庫の発見、さらには売れる製品に紐づいて必要な部品数の予測までを実現しています。その他にも、ガスクロマトグラフという製品に関するプロジェクトでは、「Driverless AI」を使うことで従来10日かかっていた概算見積り業務が2、3日で終わるようになったという成果も出ています。


■予測型AIの活用が成功した理由
1%でも精度を上げるのが難しいといわれる予測型AIで高精度の予測を実現させ、1年間で10個ものプロジェクトを同時進行している横河電機が、高精度かつスムーズに進行したその背景には、「Driverless AI」自体の予測精度が高く、機械学習の予測モデル作成の自動化と高速化を手軽に実現できた点があげられます。また、同社では以前からBIツールを駆使したデータ分析に取り組んでいたため、AIが出した答えが正しいかどうかを判断できる環境があったことも大きな成功要因となりました。同社より、ご相談頂いてから実行まで常にお客様と一緒に考えるマクニカのサポートについても、成功要因のひとつと評価いただいております。


本支援に対する取り組みについて、以下の通りコメントをいただいております。

・H2O.ai 株式会社 シニアバイスプレジデント APACリーダー アビナンダン クマール 氏
「弊社とマクニカはこれまでH2O.ai (製品名「Driverless AI」)の販売契約を通じて、お客様のDXやAIへの取り組みを支えるためのソリューションを日本の市場で提供してまいりました。この度、日本を代表する大手製造業である横河電機様でのご利用の成果を公開事例として発表される運びとなったことを大変嬉しく思います。H2O.aiは、これまで優秀なデータサイエンティストがいなければ成し得なかったようなAIによる業務効率化を世界最高レベルのノウハウが凝縮された自動機械学習プラットフォームで迅速に実現していく製品です。今後、横河電機様が弊社ソリューションを活用されてさらなる業務効率化が実現すること、またマクニカのAIビジネスが今後益々拡大していくことを心より祈念いたします。



・ルミノソジャパン合同会社 カントリーマネージャー 熊本 義信 氏
「この度、横河電機様で実施された予測型AIプロジェクトにおいて、「グローバルでの顧客からの問い合わせの自然言語分析」の役割を弊社製品が担えたことを大変うれしく思います。「Luminoso」は、自然言語理解領域で 「AIは人間のように言語を「理解」できるのか?」 を目指し、独自の設計思想により開発された特徴的な機能を持つテキストデータの分析・分類・検索ツールをご提供しています。今後とも、多くの企業様が抱えられている課題である「大量に存在する自然言語文書の分析や分類」を容易に実現する製品のご提供を、お客様視点でサポートを提供されるマクニカと協業にて実践してまいります。」

マクニカは今後も今後も高い技術力とサポート力を生かし、お客様のDX推進を支援していきます。

【事例の詳細はこちら】
https://www.macnica.co.jp/business/ai/manufacturers/h2oai/case_02.html


※本文中に記載の社名及び製品名は、株式会社マクニカおよび各社の商標または登録商標です。
※ニュースリリースに掲載されている情報(製品価格、仕様等を含む)は、発表日現在の情報です。 その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご承知ください。


【横河電機株式会社について】
横河電機株式会社
所在地 東京都武蔵野市中町2-9-32
URL https://www.yokogawa.co.jp/
事業内容
「制御事業」「計測機器事業」「航機その他事業」における各種機器やシステムの開発/製造/販売など

【株式会社マクニカについて】
マクニカは、1972 年の設立以来、最先端の半導体、電子デバイス、ネットワーク、サイバーセキュリティ商品に技術的付加価値を加えて提供してきました。従来からの強みであるグローバルにおける最先端テクノロジーのソーシング力と技術企画力をベースに、AI/IoT、自動運転、ロボットなどの分野で新たなビジネスを展開しています。「Co.Tomorrowing」をスローガンに、最先端のテクノロジーとマクニカが持つインテリジェンスをつなぎ、ユニークなサービス&ソリューションを提供する存在として、社会的価値を生み出し未来社会の発展へ貢献していきます。当社は、横浜に本社を構え、世界24ヶ国80拠点をベースにグローバルなビジネスを展開しています。詳細はWebサイト(https://www.macnica.co.jp)をご覧ください。