通信内容は利用者個人のもの、という原点に立ち返るアプリ「Kizuna」を発表

一般社団法人日本ホロチェーン協会(東京都品川区)では、ホロチェーン(Holochain)技術を使った、国産初の新しいメッセージングアプリ「Kizuna」を発表した

一般社団法人日本ホロチェーン協会(東京都品川区)では、欧米でポストブロックチェーンといわれるホロチェーン(Holochain)技術を使った、国産初の新しいメッセージングアプリ「Kizuna」を発表し、併せてCampfireにて、クラウドファンディングを開始した(https://camp-fire.jp/projects/view/315308)。
支援額は1,000円からとなっており、最高支援額は、分散型サーバーとなる「Holoport+」他をリターン内容とする500,000円となっている。

通信内容はだれのもの?

本来、通信内容は、利用者以外の第三者が干渉すべきものではありません。メッセージングアプリ「Kizuna」は、この当たり前のことを実現します。
我々はサーバーとデータベースのあり方を再考し、「通信の秘密」という概念に再度立ち返り、研究を重ねホロチェーン(Holochain)が真の安全・安心を目指した理想のサービスを実現できるアーキテクチャ(OSの一部のようなもの)であると共に、サーバーの設計思想にピボットを促すような革命的なビジネスモデルであると確信を得ました。
そして、ホロチェーン(Holochain)の第一プロジェクトとして、日常で頻繁に使うチャット、メッセージングアプリ「Kizuna」を日本製として開発し、世界へ打って出ることを計画しました。
具体的には、ホロチェーン技術を使うことにより、通信内容が第三者に知られることがありません。それ故、ほかのアプリのように、やりとりをしたメッセージを元に広告がくることもありません。また発信元の特定も極めて困難となります。さらに、分散型サーバーといえるホロポート(Holoport)を使うことにより、従来の中央集権型サーバーのハッキングに弱い、という問題の克服も目指しています。

「Kizuna」は下記の表のように、某大手アプリとは異なる特徴を有しています。

メッセージングアプリ「Kizuna」は、以下の特徴と機能を有します。

特長
・通信の秘密は何人もこれを侵してはならないという大原則を厳守
・個人情報を扱う者は不断の努力により情報漏洩を防止しなければならない鉄則
・個人情報の搾取にも似たビックデータの一方的な商用利用には断固反対
・個人情報は個人の所有物であり、その利用対価は個人へ還元されるべき。
・通信手段は社会インフラであり、安易に広告媒体にすべきではない。
・中央集権型サーバーの垂直ピラミッド型よりも分散型クラウドホスティングサービスによる水平な分散型システムの堅牢性、改竄への耐タンパー性能の高さを技術的に支持
・オープンソースによる透明性とバックドアがない高い公平性、信頼性を実現

機能
・個人情報・企業機密を蓄積した中央サーバーを必要としない通信手段を実現したのでハッキング、データ改ざんは非常に困難でハッカーにとってはコスト面でも無意味
・安易に発信元(GIP)を特定されないセキュアなネットワークを実現
・サードパーティの傍受行為やネット上の仲介者のリスニング行為を遮断
・すべての通信はデバイス間エンドツーエンドの暗号化通信
・通信、通話の暗号化送信に限らず添付ファイルも暗号化可能
・各グループチャットに個々の独立ネットワークを創成しプライバシーの絶対確保
・痕跡を残さない揮発型チャット、自己消滅型メッセージ機能
・不意の覗き見を防止するテキストマスク機能
・画面キャプチャを防止するスクリーンキャプチャ防止機能
・オープンソースによる透明性を確保し、利用者と相互信頼できるコミュニティの創造

ホロチェーン(Holochain)って何?

仮想通貨の基礎技術などで、ブロックチェーン(Blockchain)という言葉は聞いたことがあると思います。日本銀行や大手都市銀行等でも莫大な予算を投じて研究され、その成果が各行ホームページにて解説されている程ですが、そのブロックチェーンの次世代技術と欧米では称されているものがホロチェーン(Holochain)です。このホロチェーンを基幹技術として採用しメッセージングアプリKizunaを創り、真の安全・安心を目指した理想のサービスを世界に展開したいと我々は考えています。
ホロチェーンについて詳しく知りたい方は、
株式会社YumevilleHP
https://www.yumeville.com/holochain/
日本ホロチェーン協会HP
https://www.hcij.org/
をご覧ください。

「Kizuna」を作るのはだれ?

日本ホロチェーン協会設立の中心メンバーとしてHolochain財団からの信頼も厚い、技術畑の責任者(技術参与)の佐藤龍弥、そして、この彼が代表取締役を務める株式会社Yumevilleを中心に開発しています。
佐藤龍弥は、学生時代から金融とIT(情報技術)を融合したフィンテック、特にBlockchainに知見を有し、現在は世界のHolochainコミュニティから多くの各国代表技術者が集まる開発者向けキャンプではリーダーとして技術講師の任にもあり、また、Holochainの技術者向けのブログであるデベロッパーパルスの日本語への翻訳や、Holochainアプリ(hApps)開発でのベストプラクティスについてのブログも展開しています。

佐藤龍弥のプロフィールリンク
GitHub - https://github.com/tatssato]{https://github.com/tatssato
Holochainフォーラム - https://forum.holochain.org/u/tats_sato/summary

株式会社Yumevilleはこちら

現在日本ホロチェーン協会では、広く支援を募るため、クラウドファンディングをおこなっています。

今後も、一般社団法人日本ホロチェーン協会は、「ホロチェーンの普及」を目指すとともに、皆様への安心をお届けできる環境づくりを推進してまいります。
一般社団法人日本ホロチェーン協会

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