昭和女子大学の学生と男子進学校中高生が「無意識のバイアス」を考える

 昭和女子大学(学長 金尾朗:東京都世田谷区)で18日、男子進学校本郷中学校・高等学校 (校長 佐久間 昭浩:東京都豊島区)、獨協中学校・高等学校(校長 上田 善彦:東京都文京区)の生徒が来校し、グローバルビジネス学部生がファシリテーターを務めて「無意識のバイアス」についてともに考える授業を行います。

来校するのは、本郷中学校・高等学校のクラブ活動の一つ、社会科部に所属する中学1年生~高校2年生までの約20名と獨協中学校・高等学校生徒約6名。本学からは、グローバルビジネス学部会計ファイナンス学科小森ゼミ3、4年生6名が参加します。女子大学生と男子中高生という「最も接点のない遠い存在」同士で対話をすることで、互いに異質な価値観を持つ他者を理解することを目指します。
 本学学生は昨年度まで3年間、男子進学校の駒場東邦中学校と「無意識のバイアス」を考えるプロジェクトを実施し、ここで得た知見を基に、授業を展開していきます。

開催概要

【日 時】 11月18日(土)14時 ~ 17時
【会 場】 昭和女子大学(東京都世田谷区太子堂1-7-57)
【テーマ】 「無意識のバイアス」について
【内 容】 事前アンケートの男子中高生と女子大学生の回答の比較
      女子大学生のファシリテーションによるアクティブラーニング
       ・ ディズニープリンセス・プリンスの変遷
       ・ ファーストジェントルマンになったらどうするか(ジル・バイデン大統領夫人とハリス副大統領の夫のダグラス氏の例から)
       ・ 炎上したCMについて考える  など

※授業終了後にキャンパスツアーを実施予定

★ 昭和女子大学プロジェクト担当 小森亜紀子准教授

昭和女子大学現代ビジネス研究所が実施したジェンダーについての講演会に、駒場東邦中学校の先生と生徒さんが参加してくださったご縁で、男子中学生と女子大学生が一緒に「無意識のバイアス」について考える取り組みが始まりました。それを今回、本郷中学校・高等学校、獨協中学校・高等学校の生徒さんたちと実施することになりました。当日は女子大学生がファシリテーター役になり、一緒に考えるアクティブラーニング型授業となります。男子高校生が参加するのは初めてなので、とても楽しみにしています。多様性を実感してもらいたいです。


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