AIで日本語の意味を理解した検索ができる全文検索システムを販売開始

住友電工情報システム株式会社は、AIを活用し、日本語の意味を理解した検索ができる新機能「セマンティック検索」を搭載した全文検索・情報活用システム「QuickSolution 11(クイックソリューション 11)」を9月3日より販売開始します。

近年、企業が保有するデータ量は爆発的に増加してきており、検索をしても検索結果が大量に表示され目的のデータを見つけられない、またそこから検索結果を絞り込むためのキーワードが思いつかない、という問題が発生し、社内での情報共有や新しいアイデアの創出(イノベーション)を阻害している現状があります。

今回発表する「セマンティック検索」は、利用者が入力した検索文の意味に合ったデータを優先して検索する新機能です。当社が独自開発したAIが検索文と検索対象データのそれぞれに対して構文解析・意味解析を行い、検索文の意味に近いデータを検索結果の上位に表示するため、利用者は目的のデータを見つけやすくなります。また、検索にヒットした文の周辺に頻出する表現を「関連する表現」として抽出・表示することで、利用者に別の条件で再検索することを促し(気付き支援)、欲しい情報へのアクセス効率を高めます。

「セマンティック検索」の主な特長は、下記のとおりです。

1.検索文の意味に合ったデータの優先検索
(1) 主語、述語、目的語、修飾語の理解
検索文と検索対象データのそれぞれに対して、主語と述語の関係や、目的語、修飾語を理解して、検索文の意味に合ったデータを検索結果の上位に表示できるようになりました。
例えば、「日本の消費者を守る法律」という文で検索した場合、AIが「消費者」を「守る」という構文を理解し、文の意味に合ったデータを検索結果の上位に表示します。一方で、検索文と同じ単語が使用されている文でも「日本の法律を守る消費者」は、「法律」を「守る」という構文で、検索文と意味が異なるため、検索結果の上位に表示されません。

(2) 肯定と否定表現の理解
検索文と検索対象データのそれぞれに対して、その表現が肯定か否定かを理解し、検索文の意味に合ったデータを検索結果の上位に表示できるようになりました。
例えば、「景気の影響を受けない業界」という文で検索した場合、AIがこれを否定文だと理解し、否定文のデータを検索結果の上位に表示します。一方で、同一の単語が使用されていても「景気の影響を受ける業界」という肯定文のデータは検索結果の上位に表示されません。

(3) 動詞の同義語検索に対応
従来の名詞の同義語対応に加えて、動詞の同義語も吸収した検索ができるようになりました。
例えば、「野菜を育てる」という検索文では、「育てる」の同義語として「栽培する」が挙げられるため、「野菜を栽培する」という文も検索結果に表示されます。

2.利用者の気付き支援
検索にヒットした文の周辺に頻出する表現を「関連する表現」として、検索画面の下部に表示できるようになりました。利用者は簡単に別の表現で再検索することができ、探しているデータへより効率的にアクセスすることができます。

当社は今後もますます需要が見込まれるエンタープライズサーチの市場において、AIで「探し方」改革!をキーワードに、時代のニーズを先取りした製品開発に取り組んでまいります。

以上


■QuickSolutionの主な特長
(1) 圧倒的なスケーラビリティ:1サーバで50TB 1億2千万ファイルを検索、分散検索による拡張性
(2) 高速・高精度:検索漏れなく重要文書を上位表示、高速セキュア検索
(3) 多彩な検索対象:ファイルサーバ(Isilon、NetApp等も含む)、Webサイト、Notes、データベース、Office 365、ArcSuite Engineering等の横断検索
(4) 高機能ビューワ:サムネイル/ビューワでヒットページをダイレクト表示、ヒット箇所をハイライト
(5) 整理・分類・活用:お気に入り/共有タグで整理・分類、Know-Who/スマートパネル/可視化で活用
(6) Click Navi:クリックだけで情報探し!技術伝承を強力に支援
(7) 安心・簡単運用:充実の権限管理でセキュリティも万全。辞書メンテナンス不要
(8) 豊富な稼働環境:スマホ/タブレットからの利用、クラウド、仮想環境での運用、多言語対応
(9) システム連携:純国産・豊富なAPI、他システムとのシームレスな連携

■QuickSolutionのWebサイト
https://www.sei-info.co.jp/quicksolution/index.html?argument=EkZKmXCQ&dmai=20180830n

・QuickSolutionは、住友電気工業株式会社の登録商標です。
・Click Naviは、住友電工情報システム株式会社の登録商標です。
・ArcSuite は、富士ゼロックス株式会社の登録商標です。
・Office 365 は、米国 Microsoft Corporation の米国及びその他の国における商標または登録商標です。
・ISILON は、米国 EMC Corporation の米国及びその他の国における商標または登録商標です。
・NetApp は、米国 NetApp, Inc. の米国及びその他の国における商標または登録商標です。
・Notesは、米国 IBM Corporation の米国及びその他の国における商標または登録商標です。

■住友電工情報システム株式会社の概要
(1)設立 1998年10月1日
(2)資本金 4.8億円
(3)従業員数 500人
(4)代表者 代表取締役社長 奈良橋 三郎
(5)本社所在地 大阪市淀川区宮原3-4-30(ニッセイ新大阪ビル)
(6)事業内容 各種業務用ソフトウエアの開発・販売・保守、パッケージソフトの開発・販売・保守他

<製品に関するお問い合わせ先>
住友電工情報システム株式会社
ビジネスソリューション事業本部 システム営業部 TEL: 03-6406-2840
西日本システム営業部 TEL: 06-6394-6731
Email:qs-visitor@sei-info.co.jp

<本件に関するお問い合わせ先>
住友電工情報システム株式会社
ビジネスソリューション事業本部 マーケティング室
TEL: 06-6394-6754 FAX: 06-6394-6759
Email:mkt@sei-info.co.jp https://www.sei-info.co.jp?argument=EkZKmXCQ&dmai=20180830n


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