三原の作家を知る・味わうpart5 漆 田代明樹男・映像 黒田教裕「物質と記憶」のトレモロ開催
漆と映像がポポロの建築空間で新たな展示空間を生み出す
三原市出身の漆芸家・田代明樹男と、田代と同じく尾道市立大学で教鞭をとる映像作家・黒田教裕が、12月16日(金)からポポロのリハーサル室で展示会を行います。
今回、田代は日本伝統工芸展出品作と、ここ数年取り組んでいるヴィンテージユニットを使った漆塗りのスピーカー・茶道具などの漆作品を出品。
黒田は尾道市から三原市までの瀬戸内海を撮影したものを素材とし、瀬戸内海の特徴ともいえる海面に発生する水面のきらめきを映像表現します。
漆作品は、乾漆(かんしつ)・籃胎(らんたい)・縄胎(じょうたい)といった技法の違いにより様々な過程の集積がその独特の質感と立体として形作られており、その作品を鑑賞するにはそのものを回り込んで見たり、違う方向から眺めて見ることを必要とします。
様々な視点から見る行為はその時点で作品を鑑賞するための「時間」が生じます。映像作品も同様に「時間」というものがあるからこそ作品として成立する領域です。
どちらも制作に時間を要し、時間というものがあるからこそ成立する見ごたえのある作品となっています。
「物質と記憶」のトレモロは2022年12月16日(金)~12月25日(日) まで開催。
漆と映像が創り出す展示空間を、ポポロの建築と一緒にお楽しみください。
◆ギャラリートーク
日時:12月17日(土) 10:30~
会場:ポポロ リハーサル室
講師:田代明樹男・黒田教裕
◆漆作品販売
日時:12月17日(土)・18日(日)・24日(土)・25日(日)9:00~17:00
会場:ポポロ リハーサル室前休憩ロビー
開催情報
タイトル :漆 田代明樹男・映像 黒田教裕「物質と記憶」のトレモロ 三原の作家を知る・味わう part5
開催期間 :2022年12月16日(金)~12月25日(日) 会期中無休
9:00~17:00
場所 :三原市芸術文化センターポポロ 2階 リハーサル室
入場料 :無料
主催 :(一財)みはら文化芸術財団
企画・制作:(一財)みはら文化芸術財団
後援 :三原市
お問い合わせ:三原市芸術文化センター 0848-81-0886
ご来場の皆様へ
当ホールでは「新型コロナウイルス感染拡大防止ガイドライン」に基づき、感染拡大防止に努めて公演を実施して参ります。
ご来場の際にはマスク着用、手指消毒、検温などの感染防止対策に、ご協力をお願いいたします。
アクセス
◎JR三原駅より4番バス乗り場「田野浦線」で5分
「芸術文化センターポポロ・医師会病院入口」下車すぐ
◎山陽自動車道 本郷ICより約30分。福山西ICより約30分
※駐車場には限りがございます。公共交通機関をご利用ください。
主催者概要
団体名:一般財団法人みはら文化芸術財団
所在地:広島県三原市宮浦2-1-1 三原市芸術文化センター ポポロ
設立 :2019年11月27日
URL :https://mihara-caf.jp/
お問い合わせ先
三原市芸術文化センター ポポロ
(一般財団法人みはら文化芸術財団)
電話番号:0848-81-0886
E-mail:event@mihara-caf.jp