【名城大学】ボランティア協議会が連携協定を締結する富山県南砺市の「つごもり大市」に参加
360年の歴史を持つ人気のイベント 学生20人が盛り上げる

本学学務センターと連携協定を締結している富山県南砺市の城端地域で2月28日に開催された伝統の「つごもり大市」に、本学ボランティア協議会の学生20人が参加して人気のイベントを盛り上げました。
地元の商工会青年部と交流 地域活性化をテーマに議論も行う
つごもり大市は、世界遺産で豪雪地帯の五箇山地域から街道の雪解けを待ち、年始のあいさつと取引の精算のためふもとの城端地域を訪れる養蚕業者や住民たちを目当てに開かれた市が始まりで、「つごもり(晦日、月末)大市」として引き継がれて約360年の歴史があります。
毎年、ボランティア協議会が災害ボランティア活動の際の宿泊などでお世話になっている城端別院善徳寺近くの国道304号に設けられた歩行者天国が「つごもり大市」の会場となり、1500円以上の食料品や衣料品などが1000円均一とお買い得となる恒例の「1000円大市」などが人気を集めています。

大判焼きやうどんの調理や売り子、会場アナウンスやチャリティー餅つきなどで活躍
ボランティア協議会のメンバー17人は2月27日夕に天白キャンパスキャンパスを出発すると、大雪のため事前に雪かきボランティアとして現地入りしていた3人と城端別院善徳寺で合流。夜には地元商工会青年部のメンバーと地域活性化をテーマに議論するなど交流を持ちました。
イベント当日の28日は午前8時の準備から参加し、テントの設営や車両通行止めのバリケードの設置などを行いました。そして午前10時に大市がスタートすると、学生たちは会場内を縦横に駆け回り、会場アナウンスや司会、売り子、能登半島地震のチャリティーで行われた餅つき、うどんの調理・販売などでイベントを盛り上げました。

渡邊会長「多くの学生に活動の魅力を伝え、地域活性化に貢献したい」

今回の活動のリーダーで2025年度のボランティア協議会会長の渡辺瑛斗さん(経営学部2年)は「地域の活性化に興味があり、名古屋からの交通の便もいい南砺市での活動を継続しています。今年は雪が多かったこともあり、さまざまな経験ができました。さらに多くの学生に活動の魅力を伝え、この地域の活性化に貢献したい」と話していました。






