メキシコにおけるEMS※生産体制の強化・拡充について
加賀電子株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員:門 良一、以下「当社」)は、
メキシコにおいて増大するEMS需要に対応するため、下記のとおり、生産体制を強化・拡充いたします。
※EMS:Electronics Manufacturing Serviceの略語。電子機器の開発・生産を受託するサービス
記
1.新工場建設の目的・狙い
当社がメキシコにおけるEMS事業の生産拠点として設立した100%子会社、TAXAN MEXICO S.A. DE C.V.(本社:メキシコ合衆国サンルイスポトシ州、代表取締役社長:鶴見 隆行、以下「タクサンメキシコ」)は、2017年の設立以来、米国市場向け四輪自動車用照明ユニットの組立てを中心とした生産活動を行っております。
これら既存顧客からの受注増に加え、米国市場向け空調機器用電装基板組立ての新規顧客獲得が見込まれ、現有設備では手狭となるため、近隣工業団地内に新たに土地を取得、新工場の建設を進めております。
投資額は土地、建物の取得を含めて向こう5年で約50億円を予定しております。最新の省エネ設備導入により、 生産効率が高く、環境にも配慮したモノづくりを推進いたします。
当社は、タクサンメキシコ新工場が有する、「ユニット組立て」および「電装基板組立て」の機能に加え、将来的には「部品成型」「板金加工」「完成品組立て」の諸機能を備えた一貫生産体制に拡張させ、今後ますます機会増大が見込まれる米国市場向け生産需要を取り込み、メキシコにおけるEMS事業を、操業開始後5年以内に売上高500億円、約2,000人の雇用を創出する、当社グループ最大のEMS事業拠点を目指しております。
以 上
■本件に関するお問い合わせ先
加賀電子株式会社
IR・広報部長 白井 一郎
〒101-8629 東京都千代田区神田松永町20番地
TEL:03-5657-0106