全学部でデータサイエンス教育を実施  「データサイエンス教育推進室」新設

~社会のニーズ対して判断し、対応できる人材育成を~

2020-12-16 15:00

麗澤大学(千葉県柏市/学長:徳永澄憲)は、2020年12月5日に「データサイエンス教育推進室」を新設しました。またそれに伴いデータサイエンス※およびそれを支えるAI技術の発展を背景に、今後のすべての知識社会の知的基盤となるデータサイエンス関連の科目群をもとに、データサイエンスプログラムを設けました。

本推進室設置の目的は「AI・データサイエンスに関する基礎知識をもとに各学部の専門分野における課題を解決したり、新しい価値を創造したりできる人材を育成するため」です。

本推進室が提供するデータサイエンスプログラムにより、麗澤大学の全学部(国際学部、外国語学部、経済学部)の学生が、専門分野にプラスして、基礎レベルのAI・データサイエンスについて学ぶことができるようになりました。
 
具体的には1年次に「統計学基礎」「情報科学」「AIビジネス入門」などを学習し、2年次には「データサイエンスの基礎」「プログラミング」「入門計量経済学」などを学習します。より深くAI・データサイエンスを学びたい学生向けに、「ビッグデータ分析」「機械学習」「AIビジネス」などの発展的科目も用意されています。本プログラムを履修し、所定要件を満たした学生には履修証明書を発行します。

「情報化社会」という概念が誕生して半世紀ほどが経つ中、今後さまざまな分野でビッグデータを扱えるデジタル人材の需要が高まることは確かです。専門分野に加え、これらの知識を有することで、高度情報社会にも貢献できる人材を育成できると考えています。

データサイエンス教育推進室の室長で、経済学部長の上村教授は「AIやデータサイエンスは各専門分野の知識と掛け合わせることで真価を発揮します。データサイエンスプログラムを履修した学生には、それぞれの専門分野へAI・データサイエンスを応用することで新しい価値を生み出して欲しい。AI・データサイエンスをさまざまな社会課題の解決に適用できる人材を、麗澤大学から輩出したいと考えています。」とコメントしています。

※データサイエンスとは「データの分析についての学問分野」であり統計学、情報工学など、色々な領域を扱いながらデータから有意義な知見を抽出する研究分野

上村教授

<データサイエンス教育推進室 概要>

■室長:上村昌司 経済学部長 
■設置:2020年12月5日
■対象:麗澤大学生 全学部 全学年
■目的:AI ビジネスとして実社会で拡散している知識・技術に対応しうる、
   判断力をもつ人材の育成
■室員:千葉庄寿 外国語学部長、野林靖彦 国際学部長、
   他情報・データサイエンス科目担当者5名程度

【麗澤大学について】

麗澤大学は昭和10年、創立者の廣池千九郎(法学博士)が「道徳科学専攻塾」を現在のキャンパス(千葉県柏市光ヶ丘)に開塾したことから始まります。心豊かな人間性を養い、国際社会に貢献できる人材の育成をめざし、今では大学・高校・中学・幼稚園を開設しています。また留学生の受け入れも積極的に行っており、キャンパスには世界約30の国・地域から留学生が集まり、さまざまな言語が飛び交っています。

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