近畿大学生物理工学部と近畿大学附属農場が「食と科学のふしぎ博in和歌山」に出展し、理科の有用性を伝える

平成30年(2018年)「食と科学のふしぎ博」の様子
平成30年(2018年)「食と科学のふしぎ博」の様子

近畿大学生物理工学部(和歌山県紀の川市)と近畿大学附属農場(和歌山県有田郡)は、令和5年(2023年)9月24日(日)に、湯浅町総合センターで開催される「食と科学のふしぎ博in和歌山」に出展します。体験型のプログラムを通して、子どもたちの身近に存在する理科の有用性を伝えます。

【本件のポイント】
●近畿大学生物理工学部食品安全工学科と近畿大学附属農場が、科学イベントを通して子どもたちに理科の有用性を伝える
●くだものの新たな加工技術として注目される酵素剥皮技術を体験することで、目に見えない微生物の働きを学ぶ
●くだもの電池作りと柑橘類の香り体験により、くだものの多様性を理解する

【本件の内容】
「食と科学のふしぎ博in和歌山」は、和歌山県内の子どもたちを対象に開催するもので、自分たちが学校で学んでいる理科がいかに身近で、生活を支えてくれているかなど、「理科の有用性」を伝える科学イベントです。子どもたちが特に興味を示す「食」をテーマに、そこに隠れている科学について子どもたち自身が実体験を通して理解することを目的としています。本イベントには18の教育機関や企業が参加予定で、近畿大学からは、生物理工学部食品安全工学科と附属農場が出展します。
生物理工学部食品安全工学科では、授業形式のプログラム「微生物が作るナイフで果物の皮を剥く」を提供します。微生物が作る酵素をグレープフルーツの果皮に染みこませることで、細胞をつなぎ止めている物質を分解し、硬いグレープフルーツの皮が剝きやすくなることを体験します。体験を通じて、酵素のはたらきや微生物と植物との関わりなどを理解します。ボランティアスタッフとして生物理工学部の4年生2名と大学院生1名が参加し、プレゼンテーション補助や子どもたちへの個別説明、質問への対応などを担当します。
また、附属農場は、体験プログラム「くだもので研究しよう」を提供します。柑橘類などのくだものを用いた電池で発光ダイオードを光らせる実験や、附属農場が誇る「柑橘遺伝資源保存園」から採取した複数のくだものの香りを体感することを通じて、くだものが持つ多様性を理解します。

【開催概要】
イベント名:「食と科学のふしぎ博in和歌山」
日時   :令和5年(2023年)9月24日(日)10:00~16:30(開場9:30)
      <第1部>10:00~11:00 講演会、出展者プレゼン
      <第2部>11:00~16:30 ブース科学体験
場所   :湯浅町総合センター
      (和歌山県有田郡湯浅町大字湯浅2707-1、
       JRきのくに線「湯浅駅」から徒歩約14分)
対象   :和歌山県内の未就学児童、小学生、中学生、高校生
      (入場無料、事前申込不要)※ 引率保護者は見学のみ可
主催   :「食と科学のふしぎ博in和歌山」実行委員会
お問合せ :株式会社新興出版社啓林館 第3教育推進部 TEL(06)6775-6525

【近畿大学出展概要】
(1)生物理工学部食品安全工学科ブース(所要時間30分/各回定員16名)
※ 当日10:30から会場にて整理券配布
「微生物が作るナイフで果物の皮を剥く」
1回目 11:00~11:30
2回目 11:50~12:20
3回目 13:05~13:35
4回目 14:00~14:30
5回目 14:50~15:20
6回目 15:45~16:15

(2)附属農場ブース(常時受付/人数制限なし)
「くだもので研究しよう」

【関連リンク】
生物理工学部
https://www.kindai.ac.jp/bost/
近畿大学附属農場
https://www.kindai.ac.jp/farm/


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