コロナ禍で遊べなかった子供達の「体験格差」解消のために 徳島の和菓子屋 岡萬商店が体験型イベントを8/24・25に開催!
~近隣農家の高齢化により受け継いだ農園を地域の子供たちに提供~
株式会社岡萬商店(本社:徳島県名西郡石井町、代表取締役:岡田 健次)は、徳島の子供達の『体験格差』解消のために「いちじくガブッとまるかじり!と阿波和三盆糖体験」を2024年8月24日(土)・25日(日)に開催いたします。
岡萬商店は「素材を大事に、一番旬の時期にお菓子にのせて作り上げたい」その想いを胸に120年、和菓子を作り続けてまいりました。今回の収穫体験では、無農薬で育てた希少ないちじくや徳島の伝統的な阿波和三盆糖を用いて、地域の子供達に夏休みの体験機会を提供いたします。
徳島の子供達の『体験格差』解消のために
小学生が公的機関や民間団体等が行う自然体験活動に関する行事への参加率は令和4年度において36.7%(注1)であり、令和元年の50.0%から大きく減少しました。これはコロナ禍における外出自粛の影響が一番大きいものの、昨今の物価高騰もあり、家庭の経済状況による子どもの体験格差も見られ、世帯年収300万円未満の家庭の子どもは約3人に1人が、学校以外の体験活動に参加できていない状況(注2)です。
一方で文部科学省が20年かけて行った追跡調査(注3)によれば、子ども時代の自然や文化などの体験の経験が、「自分に対して肯定的になれる」、「困難があっても最後までやりとげる力が付く」、など将来の成長にプラスになることが分かりました。さらに小学生を子供に持つ77%の親が、夏休みに子供に体験型イベントに参加させたい(注4)と考えています。
そこで様々な理由による、子供達の夏休みにおける体験格差解消のために、市場にはほとんど出回る事がなく、徳島では味わう機会の少ない希少ないちじくと、徳島の名産である阿波和三盆糖を用いて、地域の子供たちに体験機会を提供します。
*1 国立青少年教育振興機構 青少年の体験活動等に関する意識調査(令和4年度調査)
https://www.niye.go.jp/%E9%9D%92%E5%B0%91%E5%B9%B4%E3%81%AE%E4%BD%93%E9%A8%93%E6%B4%BB%E5%8B%95%E7%AD%89%E3%81%AB%E9%96%A2%E3%81%99%E3%82%8B%E6%84%8F%E8%AD%98%E8%AA%BF%E6%9F%BB%EF%BC%88%E4%BB%A4%E5%92%8C%EF%BC%94%E5%B9%B4.html
*2 (公益社団法人チャンス・フォー・チルドレン「子どもの「体験格差」実態調査 最終報告書」2023年)
https://cfc.or.jp/archives/34043
*3 (文部科学省「21世紀出生児縦断調査(平成13年出生児)特別報告」2023年)
https://www.mext.go.jp/b_menu/toukei/chousa08/21seiki/kekka/mext_00002.html
*4 (株式会社小田急SCディベロップメント 「子どもとの夏休みの過ごし方・自由研究」に関する調査 2023年)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000115.000063373.html
近隣農家の高齢化で受け継いだ農園を子供たちに
岡萬商店では地域農家の担い手不足の解決や、安心、安全な菓子素材の供給のために7年前より本格的に自社農園で無農薬栽培をはじめました。和菓子屋がいちじくやサトウキビの栽培から始めたきっかけや今回収穫するドーフィンや希少なバナーネといったいちじくの品種や栽培プロセスを楽しく学びます。無農薬だから採れたてをそのままかぶりついてみたり、どの様にお菓子に使われているのかを教わったりして、最後にいちじくと徳島伝統の阿波和三盆糖を使ったスイートピザ作りやいちじくジェラートを味わいます。
いちじくガブッとまるかじり!と阿波和三盆糖体験 詳細
■開催日 :2024年8月24日(土)及び8月25日(日) 10:00~13:00
■場所 :DAIJU PARK (徳島県名西郡石井町藍畑第十515-5)
■参加料 :大人2,500円 小学生1,500円 4-6歳1,000円
■申込電話番号 :088-679-8840
■申込期限 :2024年08月18日(日)まで
会社概要
会社名 : 株式会社岡萬商店
代表取締役: 岡田 健次
所在地 : 〒779-3233 徳島県名西郡石井町石井字石井444-2
URL : https://okaman-group.com/
今後は徳島県の伝統的な砂糖、阿波和三盆糖の原料となるサトウキビの収穫体験や、地域の名産を集めたマルシェの開催を行う予定です。地元石井町の藤まつりをリードして、戦後の地域復興を担ってきた岡萬商店が、自社農園を子供たちへの体験機会として提供し、健やかな成長に貢献します。
(代表 岡田 健次より「素材から手間暇かけて作るお菓子はおいしいな、という事を子供たちに感じてもらえたら嬉しいです。たくさんの子供たちの参加をお待ちしています」)