リクルート「Ｔｅｃｈ総研」の研究レポート　最先端の技術で地球環境を守れ！三菱重工業エンジン開発の魅力

2008-11-19 13:00

リクルートが運営するサイト「リクナビＮＥＸＴ　Ｔｅｃｈ総研」( http://rikunabi-next.yahoo.co.jp/tech/ )は、エンジニアの『仕事・職場の実態・気になる給与』『賢い転職ノウハウ』情報を毎日お届けしています。

今回、環境負荷を軽減させるエンジンを開発する三菱重工業、相模原本工場を取材しました。発電プラント、風車開発に続き世界的に拡大する需要を受けて、エンジニアの中途採用ニーズも高まっています。

国内有数のエンジンメーカーである三菱重工業の中で、相模原本工場が主に担当するのは、5〜4000馬力のディーゼルエンジンです。フォークリフトのような物流機器、建設機械、発電機、灌漑用ポンプ、農機具などに搭載されています。

現在、エンジンの需要は、中国やロシアなどのBRICs諸国を中心に伸びています。主に発電セットや建築機械に搭載され、その心臓部となるエンジンは毎日の暮らしに欠かせません。

また、2012年に開始される国際的な排ガス規制強化も、エンジン需要を生み出す要因です。たとえば相模原では、2007年、130kW未満の小型4サイクル水冷ディーゼルエンジン全機種を米国環境保護庁（EPA）の排ガス規制に適合する環境対応型にモデルチェンジしています。

ディーゼルエンジンは、温暖化の原因となるCO2の排出がガソリンエンジンよりも少ない一方で、大気汚染の原因となる窒素酸化物や粒子状物質を排出します。三菱重工業では排ガス規制の基準を満たす製品の開発に取り組み、2012年、2015年の４次規制基準を満たすディーゼルエンジンの設計・開発も進んでいます。

いま、エンジン開発は、環境規制対応や燃焼効率の改善など、世界が注目する分野です。記事では、開発する仕事の醍醐味、採用ニーズなどについて詳しく取材しました。

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■電池と液晶開発強化へ！パナソニック世界制覇への野望
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電池と液晶、企業ブランドの統一やグループ再編を進めるパナソニックにとって、この２つは戦略的な事業分野。中途採用も活発化しています。

まず世界的な競争が激化している電池分野で同社は、社内カンパニー「エナジー社」を立ち上げ、モバイル製品の高機能化や消費電力の増加、原油価格高騰による自動車用電池需要から、充電式リチウムイオン電池事業を強化しています。

一方、薄型パネルでは、2007年12月に日立製作所、キヤノンと提携。液晶テレビ用パネルの工場を兵庫県姫路市に3000億円で新設するほか、約2800億円を投じて兵庫県尼崎市にプラズマパネルの新工場を建設中です。

記事では、パナソニックの開発現場で、日々世界最高技術に挑み続ける、エンジニアたちの野望を直撃インタビューしました。

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