近畿大学で「ブラインドサッカー体験会」を開催 日本ブラインドサッカー協会と連携し、新しい用具の開発に挑戦

学校法人近畿大学
学生がブラインドサッカーの擬似体験をしている様子

近畿大学(大阪府東大阪市)は、特定非営利活動法人日本ブラインドサッカー協会(東京都新宿区)と連携し、令和5年(2023年)9月17日(日)に、近畿大学生を対象としたブラインドサッカー体験会を開催します。体験会には、ブラインドサッカーチームである大阪ダイバンズの選手も参加します。

【本件のポイント】
●日本ブラインドサッカー協会・大阪ダイバンズと連携し、ブラインドサッカー体験会を開催
●協会からの依頼を受け、新しいブラインドサッカーの用具開発に取り組む
●ブラインドサッカーの体験や選手との交流を今後の新しい用具開発に生かす

【本件の内容】
近畿大学アカデミックシアターでは、学生が主体となって教職員、企業、地域住民と協働しながら新たな社会価値を生むことを目指して、毎年、学内公募でプロジェクトを募集しています。今年も学生プロジェクト23件、教職員プロジェクト11件と企業プロジェクト2件を採択し、本イベントを開催する「KINDAI BIG BLUE PROJECT」もそのうちの一つです。
KINDAI BIG BLUE PROJECTでは、日本ブラインドサッカー協会から依頼を受け、「コートサイドに設置するサイドフェンスが重い」「プレー中に止まったボールの位置が分からなくなる」等の競技の課題解決に向けて、新しい用具の開発に取り組んでいます。サイドフェンスは、近畿大学東大阪キャンパスにあるモノづくり工房「THE GARAGE」ですでに試作を始めています。
用具開発にあたり、ブラインドサッカーをもっとよく知ることが重要と考え、体験会を開催することになりました。体験会には、ブラインドサッカーチーム「大阪ダイバンズ」の選手も参加します。ブラインドサッカーの体験や選手との交流を今後の用具開発に生かすとともに、障がいのある人とない人が混ざり合って楽しめるスポーツの在り方について考える機会とします。

ブラインドサッカーコートの俯瞰図(提供:日本ブラインドサッカー協会)

【開催概要】
日時 :令和5年(2023年)9月17日(日)12:00~17:00
場所 :近畿大学東大阪キャンパス 記念会館別館(大阪府東大阪市新上小阪3-4)
    (近鉄大阪線「長瀬駅」、近鉄奈良線「八戸ノ里駅」から徒歩約20分)
参加者:近畿大学生(参加無料、事前申込制、定員50人)
    大阪ダイバンズ 選手5人

【特定非営利活動法人 日本ブラインドサッカー協会】
日本ブラインドサッカー協会は、「ブラインドサッカーを通じて、視覚障がい者と健常者が当たり前に混ざり合う社会を実現する」というビジョンの達成に向けて活動しています。
平成22年(2010年)8月1日より「日本視覚障がい者サッカー協会」から改称しました。
代表    :塩嶋史郎
所在地   :東京都新宿区百人町2-21-27 ペアーズビル3階
ホームページ:https://www.b-soccer.jp/

【大阪ダイバンズ】
平成21年(2009年)11月1日に設立され、主に大阪、兵庫で活動するブラインドサッカーチーム。チーム結成時にベトナム人選手が在籍していたことから、ベトナム語で「鷲」を表す「ダイバン」をチーム名としました。0歳児から60歳オーバーまでの選手が在籍する、笑いのたえない明るいチームです。
代表    :藤田秀樹
ホームページ:https://www.jiff.football/team/osakadaibans/

【関連リンク】
近畿大学アカデミックシアター
https://act.kindai.ac.jp/