【北海道 東川町】天人峡地区の廃ホテルを解体、景観再生のためのガバメントクラウドファンディングを開始

町が誇る美しい景観地を取り戻すため、 『天人峡温泉地区復興プロジェクト』スタート

北海道東川町は、12月13日より、「廃墟と化したホテルを解体し、日本が誇る美しい景観地を取り戻す 『天人峡温泉地区復興プロジェクト』を立ち上げ、Webサイト「ふるさとチョイス」のGCF(ガバメントクラウドファンディング)ページ内で寄附の募集を開始いたしました。本プロジェクトは目標額を5000万円とし、2023年12月13日から、2024年3月11日までの90日間で寄附を実施いたします。

本プロジェクトの経緯

ホテルの廃屋化と、天人峡の復活を目指して

日本最大の国立公園として知られている大雪山国立公園に所在する「天人峡地区」は、北海道一の落差約 270mを誇る羽衣の滝や、切り立った岩壁からなる柱状節理をシンボルとした風光明媚な温泉地区として古くから知られておりましたが、天人峡に複数軒あった宿は、今では1軒の宿をのぞき経営が立ちゆかなくなり、建物が廃屋と化した状態です。負の遺産である廃屋を撤去、跡地を有効利用し、天人峡地区の魅力をより一層引き出すことを目的とし、私たちはこのプロジェクトを立ち上げました。

現在の廃墟の寂寥と、未来への挑戦

本来非常に豊かである天人峡の自然資源を次代に繋ぐため、このままの姿に放置することはでないことから、令和4年より建物の除去から跡地整備に関して、大雪山国立公園天人峡地区魅力向上検討会を立ち上げ、林野庁、環境省、国土交通省、北海道などの関係機関と地元東川町、美瑛町により検討を重ね、本来の天人峡が持っていた人と自然が共存する姿に近づけるため、東川町と美瑛町が事業主体となり、天人峡温泉の環境保全(レクリエーションの森復活)に取り組んでいます。
この取り組みを推進するために、多額の資金が必要です。「ふるさと納税」や「企業版ふるさと納税」など、寄附者の方々にも税制のメリットになる仕組みを活用して資金を集めておりますので、ぜひみなさまからのご協力をお願いいたします。

現在の天人峡の廃屋
現在の天人峡の廃屋
跡地整備イメージ
跡地整備イメージ

寄付金の使い道

目標金額の達成可否にかかわらず、みなさまからの寄付金は天人峡地区再生に伴う、廃屋撤去工事費、環境整備工事費に充てさせて頂きます。

【解体工事実施期間】
R5年11月着工
R6年12月竣工予定

【整備事業実施期間】
R7年4月着工
R9年3月竣工予定
※解体工事の進捗状況等により期間が変更になることを申し添えます。

【事業費金額】
〇総事業費 17億円
内訳)国による支援  14.5億円
   東川町の負担額 2.5億円

【費用項目】
・廃屋解体工事費用
・解体後の跡地整備にかかる工事費用
 
※皆様からいただきました寄附金のうち、お礼の品を選んでご寄付頂いた場合、50%はお礼の品調達費用等の経費に充当させていただき、残り50%を本事業のために活用させていただきます。

寄付者のみなさまへ東川町長 菊地 伸

私たちは大きな決断をしました。小さな町にとって、あまりに大きな苦渋の決断であり、大きなチャレンジでもあります。
天人峡…北海道、そして日本が誇る大雪山国立公園の中でも、秘境の地としての美しさと価値は、歴史的にも多くの方々を魅了した名勝地であり、落差270mの羽衣の滝は地域にとってもシンボル的な存在です。国立公園エリア内、廃墟建物は民有、用地は国という複雑な条件下、多くの関係者の知恵と努力によって、私たち地元自治体が発注者となる解決策は、今後の先進事例となることと思いますが、地元が抱える負担も大きなものとなります。
まずは、天人峡を自然豊かな原風景として取り戻し、未来にわたり誇れる場所として再生させることが私たちの使命であるとの覚悟です。これから数年後、素晴らしい景勝地として復活した天人峡の姿を、ご支援頂く皆様と一緒に見て喜び合いたいとの願いです。全国の皆様からの温かいご支援を心よりお願い申し上げます。

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