【京大に事務所移転】京都大学発ベンチャーwhicker、学生と高齢者の世代間交流を京大の教授と研究するために事務所移転
株式会社whickerは、1年間お世話になった古民家を離れ、7月1日から、事務所を京都大学構内に移転しました。 場所は、京都大学国際科学イノベーション棟西館 104 ベンチャーインキュベーションセンター内。京大と縁がある数々のベンチャー企業が集う場所です。
京大に事務所移転
弊社はこの度、7月1日から、事務所を京都大学構内、京都府京都市左京区吉田本町36番地1 京都大学国際科学イノベーション棟西館104 ベンチャーインキュベーションセンター内に移動しました。
現在弊社は京都大学大学院医学研究科稲富教授と、共同研究を行っており、その縁あって京大に入京する機会を得られました。
whickerと京都大学の共同研究
前述の通り、弊社は、京都大学大学院医学研究科稲富教授と、共同研究を行っています。
主なテーマは、「若者が高齢者と関わることで若者の自己肯定感が上がるか」
過去にはクラウドファンディングで研究資金を募集し、集金に成功しています。
弊社は、若者が高齢者とふれあい、「まご」世代の「とも」だちになることを目指すサービス「まごとも」を提供しています。
共同研究を進め、弊社のサービスをよりよりものにしていきます!
今後は正式に京大発ベンチャー企業として邁進していきます。
「まごとも」とは
「まごとも」は、株式会社whickerが高齢者に提供するサービスです。
学生が、高齢者の話し相手になったり、スマホの使い方や外出を支援をしていく中で、高齢者にとって「まご」世代の「とも」だちができることを目指します。
高齢者のQOLの向上や高齢者と触れ合うことによる学生の成長に貢献します。
株式会社whickerは、高齢化社会の新しいあり方を常に模索しています。
まごとものビジョン
「親の介護」と「仕事の両立」は、多くの家族世代が直面する深刻な課題です。経済産業省の推計によると、2030年には約318万人がこの問題を抱え、仕事と介護を両立するビジネスケアラーによる経済損失額は約9兆円に達するとされています。
また、2025年には団塊世代が全員後期高齢者になり、高齢者の増加に伴う医療・介護費負担の増加や介護事業所の倒産、介護士の高齢化といった課題が一層深刻化します。
こうした社会問題に対処するため、弊社は『まごとも』という新しい世代間交流サービスを提供しています。『まごとも』では、介護福祉士の監修を受けた若者がシニアを訪問し、外出やデジタルサポートなど、介護保険では対応できない幅広いニーズに応えます。
特に注目すべき点は、シニアと若者の交流がもたらす精神的な活力です。『まごとも』を利用し始めたシニアが、精神的に前向きになり、自主的に歩行訓練を行うようになり、数週間で補助器なしでの歩行が可能になった事例もあります。
こうした交流は、シニアの元気を引き出すだけでなく、ビジネスケアラーとして働く家族の介護負担を大幅に軽減する効果があります。
さらに、サービスの透明性を重視し、ご家族には終了後に笑顔の写真付きレポートを提供しています。実際に利用されたご家族からは「親の日常にハリが出て嬉しい」「親がポジティブになった」という嬉しい声が多く寄せられています。
また、京都大学および京都橘大学との共同研究により、世代間交流の価値を学術的に探求しており、今後もこの取り組みを通じて高齢化社会の課題解決に貢献してまいります。
会社概要
株式会社whicker(ウィッカー)
本社所在地:〒606-8501京都府 京都市左京区吉田本町36 番地 1 京都大学国際科学イノベーション棟西館 104 ベンチャーインキュベーションセンター内
代表取締役:山本 智一
TEL:050-6863-7272
設立年月日:令和4年2月8日
事業概要:高齢者に対する家事代行を含む訪問介護型生活支援事業
サービスHP:https://whicker.info/
各種SNS:https://lit.link/magotomo