「第11回 新千歳空港国際アニメーション映画祭」空港内の展示体験イベント詳細を公開!

映画祭本祭期間中は、ライブドローイング・XR体験・ARぬりえワークショップ・映像インスタレーション展示など、新千歳空港内各所で多彩な展示体験イベントを展開!

新千歳空港では、北海道と世界を結ぶゲートウェイ、そしてエンターテインメント空港としても躍進する新千歳空港を舞台に、2024年11月1日(金)~11月5日(火)の5日間にわたり、世界中の最新アニメーション作品を一堂に集めた「第11回 新千歳空港国際アニメーション映画祭」を開催いたします。この度、本年映画祭期間中に新千歳空港各所で展開する、展示体験イベント等の詳細を発表しました。

国内線2Fセンタープラザでは、AR/XR体験やライブドローイングなど体験型イベントを展開

 国内線2Fセンタープラザイベントスペースでは、2024年10月20日(日)に新千歳空港で開催される「Airport Art Festival」にて、本年映画祭メインビジュアルを担当するあけたらしろめ氏によるライブドローイングイラスト壁画展示をはじめ、本祭会期中はNEWVIEWによるXR体験展示「NEWVIEW PORT SHOWCASE 2024」、米ぬかを使用したクレヨン「キットパス」で描いたぬりえアニメーションがAR上で動き出す「ARぬりえワークショップ」、あけたらしろめ氏・幸洋子氏・青池茉由子氏による「空港ピアノ」ライブドローイングなどを展開します。また、現在も空港館内デジタルサイネージにて放映中のNEW CHITOSE 30 Seconds部門の入選作品についても、本祭会期中はセンタープラザにて展示上映を行います。

Illustration by AKETARA Sirome

あけたらしろめ 壁画

本年メインビジュアル担当作家あけたらしろめ氏が、2024年10月20日に開催の複合アートイベント「Airport Art Festival」にてライブドローイングしたイラスト壁画を展示します。

ARぬりえワークショップ

ARぬりえワークショップ

米ぬかを使用したクレヨン「キットパス」で複数枚のぬりえを描き、アニメーションさせる「ARぬりえアニメーションワークショップ」を開催します。
描いたぬりえが現実に浮かび上がる体験をお楽しみください。
(制作ワークショップは11月2・3日のみ開催)

ARワークショップデザイン:TOCHKA
ぬりえイラスト:あけたらしろめ
ワークショップ協賛:(株)マテック
※「キットパス」は日本理化学工業(神奈川県)が開発した商品です。

NEWVIEW PORT SHOWCASE 2024

NEWVIEW PORT SHOWCASE 2024

バーチャルリアリティの黎明期であった2018年に生まれたNEWVIEW PROJECT。
様々なアーティストとともにXR表現のフロンティアを開拓してきたNEWVIEWが、過去6年間のデジタル表現の進化とともにアップデートしてきた3次元空間でのクリエイティブ表現と体験のデザインの軌跡を、様々なアーティストとのコラボレーションで生まれてきた作品を振り返りつつ展示します。

※イメージ画像

「空港ピアノ」ライブドローイング

新千歳空港のストリートピアノ「空港ピアノ」が期間限定でセンタープラザに登場。
11月2日 13:00~にはアーティスト達による、ピアノ本体へのライブドローイングとピアノ演奏のパフォーマンスを実施。

■参加アーティスト
ライブドローイング:あけたらしろめ、幸洋子
ピアノ演奏:青池茉由子

NEW CHITOSE 30 Seconds 部門入選作品

NEW CHITOSE 30 Seconds 部門入選作品 上映展示

第11回 新千歳空港国際アニメーション映画祭のNEW CHITOSE 30 Seconds部門の応募作品から選ばれた入選8作品を、新千歳空港館内各所のデジタルサイネージで一ヵ月間(2024年10月5日~11月5日 )放映します。また、映画祭本祭期間中は、国内線2Fセンタープラザにて展示上映も行います。

国内線4Fには気鋭アーティストによる映像インスタレーション作品を展示

また、国内線4Fでは、Next Young Artist Award(NYAA)による菅野歩美氏の映像インスタレーション作品「明日のハロウィン都市」、倉重哲二氏・三浦啓子氏によるアップライト型のアーケードゲームを模した装置で鑑賞する映像インスタレーション「→」 (ライトアロー)、TOCHKAによる空間にイラストやメッセージを残すことができるウェブアプリ「STREET WRITER」など、アーティストによる映像インスタレーション・ウェブアプリの作品展示を行います。

各展示内容やアーティストプロフィール等の詳細は映画祭公式サイトをご確認ください。

明日のハロウィーン都市<菅野歩美>

作品展示「明日のハロウィン都市」

この映像では、「渋谷ハロウィンが伝承となった未来の渋谷」が映し出されている。かつての交差点は、古代のように再び水で満たされている。そのことによって、土地は成長一辺倒の都市開発から解放され、かつて開発において排除されてきたものたちが、戻ってきている。街の中でうごめくこれらのものたちには、障害物を避けて歩く設定がそれぞれ施されている。はじめは順調に徘徊しているが、次第に同じ場所に溜まりだす。システム上のエラーから生まれたこの光景は、ゴーストたちが輪になって楽しく踊っているようにも見える。

このありえるかもしれない未来都市の姿は、都市と制御不可能な力が不可分であることを教えてくれる。そのことに気づいた途端、現実の街に潜むゴーストたちの姿が見えてくるだろう。

今回の展示では、ハロウィン都市と化したあり得るかもしれない未来の新千歳空港をシュミレーションした映像も並べて展示する。

主 催:CG-ARTS(公益財団法人 画像情報教育振興協会)
アーティスト:菅野歩美

STREET WRITER<TOCHKA>

STREET WRITER

空間にメッセージを残そう!
作家・トーチカが空間にアニメーションを共同制作するツールとして開発中のウェブアプリです。スマホやタブレットPCでの描画に適しており、複数人で空間に落書きをすることができます。2023年に続いての展示で、スティッキーボード(付箋)を貼る機能と描いた場所から離れると薄くなって消えるホログラム機能が追加されています。ぜひお楽しみください!

アーティスト:TOCHKA

「→」 (ライトアロー)<倉重哲二・三浦啓子>

「→」 (ライトアロー)

「→」は、アップライト型のアーケードゲームを模した装置で鑑賞する映像インスタレーションである。
モニタの映像はサイド・スクロールのゲームに則っていて、コントロールパネルの右側にあるボタンを押すことで、画面中央のキャラクタが一歩だけ進む。本来のゲームであれば障害物やゴールが設定されているのだが、本作品では、タイトルの通り右に進むことで何らかの「アニメーション」がランダムに再生される。鑑賞者は飽きるまで「歩く」ことができ、その歩数は上部のLEDに記録される。コントロールパネルの左側には「蹴る」ボタンが設置されていて、路傍の石を蹴ることができる。低解像度のピクセルアートは、個人の妄想が介入する余地を残し、体験者独自の物語を紡ぐ装置として機能する。

アーティスト:倉重哲二、三浦啓子

新千歳空港国際アニメーション映画祭とは

新千歳空港国際アニメーション映画祭は、北海道と世界を結ぶゲートウェイである新千歳空港ターミナルビル(北海道千歳市)を会場とした、アニメーション専門の国際映画祭です。

第11回目の開催となる今年は、2024年11月1日(金)~11月5日(火)の5日間で、国内外の話題作など招待作品の上映はもちろん、多様な未来につながるアニメーションの体験を提供する様々なプログラムを展開します。
今年もゲストと観客が密接に交流できる独自の場を活かし、アニメーションの意義を拡張するような新しい価値を生み出す「遊び場」として、エネルギーを持ち帰ることができる文化交流拠点の創造を目指します。

【開催概要】
■名称:第11回 新千歳空港国際アニメーション映画祭
■日時:2024年11月1日(金)~11月5日(火)
■会場:新千歳空港ターミナルビル(国内線4F 新千歳空港シアターほか)
■チケット料金:有料(プログラムにより異なる)、一部無料プログラムあり

NC動画生成サービス
Copyright 2006- SOCIALWIRE CO.,LTD. All rights reserved.