廃棄されたビニール傘を再利用したブランドPLASTICITYが、JIDAデザインミュージアムセレクションに選定
〜製品を通じてプラスチック削減を目指す、新たなサステナブルブランド〜
株式会社モンドデザイン(本社:東京都港区、代表取締役:堀池 洋平)が展開する、クリエイター齊藤明希と共同開発をしたビニール傘を再利用したブランド「PLASTICITY(プラスティシティ)」が、公益社団法人日本インダストリアルデザイナー協会が主催する『JIDAデザインミュージアムセレクションVol.22』に選定されました。
■「PLASTICITY」について
PLASTICITYは2020年4月より販売を開始した新ブランドとなり、全ての製品には廃棄されたり忘れ物として保管された後に最終的に廃棄されてしまうビニール傘を全面にリサイクルをしています。防水性やメンテナンス性といった傘の持つ素材の特性を最大限活かすため、そのままの状態にて何層にも重ねてプレスをする独自の加工方法を開発。さらに、加工工程にて雨模様の表情を生み出す事により他の製品には無い独特な質感を持つ素材が完成しました。この素材を国内の職人の手により一つ一つ丁寧に縫製を行う事により、廃棄ビニール傘が高品質のプロダクトに生まれ変わります。現在「トートバッグ ラージ」「トートバッグ スモール」「サコッシュバッグ」「マルチショルダーケース」を揃えており、順次新たなアイテムを開発し提供を行います。
■JIDAデザインミュージアムセレクションとは
公益社団法人日本インダストリアルデザイナー協会(https://www.jida.or.jp/)による『JIDAデザインミュージアムセレクション』は、質の高い商品デザインの選定・収集・保存を行い、展覧会と図録刊行を通じて広く世界に発信することで、インダストリアルデザインの普及啓発を行なうことを目的とした活動です。
また来年1月14日~1月19日にはPLASTICITYの製品を含む、『JIDAデザインミュージアムセレクションVol.22』で選定された製品の展示が行われます。
JIDAデザインミュージアムセレクションVol.22 東京展
AXISギャラリー(東京都港区六本木5-17-1 AXISビル4階)
開催期間:2021年1月14日(木)〜1月19日(火)予定
■齊藤 明希の概要
PLASTICITYファウンダー・クリエイター
1992年千葉県浦安市生まれ。幼少期をニューヨーク郊外で過ごす。イギリスのリーズ大学コミュニケーションズ学科卒業後、日本の企業に就職するが、幼い頃から好きだったものづくりで何かを始めたいと思い、ヒコ・みづのジュエリーカレッジ・バッグメーカーコースに入学。中学生のとき古いスカートをバックパックにアップサイクルしたのがバッグ作りの原点。環境、動物、人に優しいファッションに関心を持つ。在学中にPLASTICITYを立ち上げ、2020年卒業後に活動を本格化する。
■株式会社モンドデザインの概要
本社所在地: 〒107-0062 東京都港区南青山5-17-12 リオン南青山3階
設立 : 2006年11月17日
資本金 : 1,000万円
代表取締役: 堀池 洋平
URL : http://www.mondodesign.jp/