鉄道やシェアサイクルを組み合わせた移動経路を マップに描画できる新しいAPIを提供開始

MaaSの広がりで増えつつある地図ベースの検索アプリ向けに開発

経路検索サービス「駅すぱあと」を提供する株式会社ヴァル研究所(本社:東京都杉並区、代表取締役:菊池 宗史)は2022年6月1日(水)より、MaaS構築を支える複合経路検索サービス「mixway API」の新機能として、鉄道やシェアサイクルを組み合わせた移動経路を線で地図上に描画できる「シェイプAPI」の提供を開始します。

シェイプAPI利用イメージ(JR宇都宮線-JR京浜東北線-ドコモ・バイクシェアを利用する経路)

シェイプAPI利用イメージ(JR宇都宮線-JR京浜東北線-ドコモ・バイクシェアを利用する経路)

シェイプAPIは、mixway APIで検索した“移動経路を地図上に連続した線(ポリライン)で描画するための情報”を取得することができるAPIです。
鉄道は線路の形状に沿って、その他の交通手段では通過点をもとにポリラインを描画することができます。また、交通手段の種別やイメージカラーを取得することができるため、よりグラフィカルに地図上に経路を描画することが可能です。

シェイプAPI利用イメージ(JR中央線-東急バスを利用する経路)

シェイプAPI利用イメージ(JR中央線-東急バスを利用する経路)

近年、利用者により視覚的にわかりやすく操作いただく新しいインターフェースとして、地図ベースの経路検索ニーズが高まっています。
また、MaaSの広がりにより「駅から駅」の検索から「地点から地点」の検索へとシフトしていく背景を受け、このたび地図と経路検索を結ぶ「シェイプAPI」を開発しました。

mixway APIでは今後も、多様化する移動の課題解決や利便性向上を目指し、顧客や市場のニーズに応じた機能やサービスの開発・提供に努めてまいります。

■「mixway API」について

「mixway API」イメージ図

mixway APIは、MaaSに即したサービスを素早く構築できる、MaaSプレイヤーのためのAPIサービスです。「駅すぱあと」が収録する公共交通と、徒歩、シェアサイクル、オンデマンド交通など2点間を結ぶあらゆる交通を組み合わせた経路検索や運賃計算を、アプリやWebサイトに容易に組み込むことができます。
2019年7月にリリースして以来、「JR東日本アプリ」「WESTER」「EMot」「Whim」「おでかけこもの」などさまざまなMaaSアプリや地域住民向けサービスに活用されています。

対応可能な交通手段

・「駅すぱあと」が収録する公共交通(鉄道、バス、船、飛行機)
・シェアサイクル(ドコモ・バイクシェア、HELLO CYCLING、PiPPA)
・オンデマンド交通(オンデマンドバスやオンデマンドタクシーなど)
・その他シェアードモビリティ(電動キックボードや電動バイクなど)

■株式会社ヴァル研究所について

1988年にMS-DOS版の経路検索システム「駅すぱあと」を発売して以来、全国の公共交通機関データと高い信頼性をベースにさまざまな法人向け・個人向けサービスを展開しており、取引実績は12万社以上です。
近年では公共交通機関に加え、シェアサイクルなどのさまざまな新しいモビリティサービスへの対応など、MaaSへの取り組みや次世代の経路検索システムの研究・開発を推進しています。

商号   :株式会社ヴァル研究所
代表取締役:菊池 宗史
所在地  :東京都杉並区高円寺北2-3-17
設立年月日:1976年7月26日
資本金  :4,100万円
企業サイト:https://www.val.co.jp/

※記載されている会社名、製品・サービス名は各社の登録商標または商標です。
※仕様や提供内容については予告なく変更となる場合があります。

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