リクルートの不動産・住宅サイト『SUUMO(スーモ)』みんなのマイホーム購入・実態調査、第2回「はじめての購入 464人の家・お金・満足度大調査 共働き夫婦編」
株式会社リクルート(本社:東京都千代田区 代表取締役社長 兼 CEO:柏木斉)が運営する不動産・住宅サイト『SUUMO(スーモ)』(http://suumo.jp/)が、はじめて住宅を購入した人たちのお金や不安、満足度などを徹底調査。
第1回の「シングル男女編」に続き、今回は“子どものいない”「共働き夫婦」編。ふたりで住む場合、どんな住宅を購入する傾向があるのか、また共働きだからこその購入理由や不安などを聞いてみました。結果の一部についてお知らせします。
▼第2回「はじめての購入 464人の家・お金・満足度大調査 共働き夫婦編」
http://suumo.jp/edit/kyotsu/hajimete_k/vol2/index.html
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■シングルより一戸建て派が多く建売・注文・中古一戸建てを合わせると40.9%に世帯年収が下がるほど、一戸建て・中古物件の購入割合が増加。
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住宅形態ではマンション購入者も多かったが、一戸建て購入者の割合も40.9%と高め。間取りは79.3%の人が3K~3LDKから4K~4LDKを選択。いずれにしても、将来、家族が増えることも見据えて購入しているよう。また、新築物件の割合が7割と高いのも共働き夫婦の特徴。「結婚」をきっかけに住宅購入をする人が多いため、「新しい門出には新しい住居を」と考えているようだ。
物件種別を世帯年収別に見ると、世帯年収が高くなればなるほど、新築マンションを購入する傾向に。特に世帯年収1000万円以上の人では54.5%が新築マンションを購入。一方、世帯年収が400万~1000万円未満の間の人では、年収が下がれば下がるほど、一戸建てや中古物件を購入した人が多かった。
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■最多価格帯は3000万~4000万円未満。頭金500万円以上が半数。親からの援助も
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購入価格で最も多かったのは3000万~4000万円未満で33.5%。共働きでダブルインカムであるため、月々の返済額が高いかといえばそうでもなく、5万円~10万円未満の割合が59.9%と、将来の経済への不安や、子どもの教育資金などを考え、手堅く返済している人が多かった。
頭金を500万円以上用意した人が約半数。さらに細かく見ると、1000万円以上用意した人が25.8%いた。夫婦であるため、ふたりで資金を用意できること、結婚に当たって計画的に結婚資金・住宅資金を貯金している人が多いのがその理由だ。また、頭金の調達方法では親からの援助と回答した人が46.0%。互いの親からの進言によって住宅を購入するケースも多いため、強力な資金支援者を得られやすいようだ。
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■夫婦共同名義での購入が26.3%。ローン返済の担当も夫のケースが73.9%と高い
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住宅の名義人(所有者)を聞いたところ、26.3%が夫婦共同名義と回答。一方で、共働きであるにも関わらず68.1%が夫名義だった。ローン返済の担当も夫が73.9%と高く、「夫婦の所得格差が大きい」、あるいは「住宅・光熱費関係は夫、日々の生活費は妻」など、支払いの役割分担がなされている様子が伺えた。
また、購入した住宅を今後どうするかを聞いたところ、「この先も長く住む予定」が64.2%と圧倒的に多かったが、「数年後に別の住宅への住み替えも検討」が21.1%。「とりあえず、ふたりのために購入。子どもができた時にはその時に別途考える」という人も少なくないようだ。
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■「結婚を機に家を持ちたいと思った」が40.9%。周りからの影響も受けやすい
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購入のきっかけは「家賃がもったいない」が66.6%で断トツ1位。共働き夫婦の場合は、「結婚を機に」という理由も多く40.9%で3位。2位の「いつか自分の家を」42.5%も実はリンクしていて、「いつか」を考えるきっかけが「結婚」になりやすいからのようだ。また、コメントで目立ったのは「周囲が家を買ったのを見て」「子どもができる前に」「会社の住宅補助が切れる」「親からの進言」など。共働き夫婦が家を購入するきっかけには、ふたりの意志以外にも多くの要因があるようだ。
◎調査概要
[調査実施期間]2010年9月28日~9月30日
[調査方法]インターネット(マクロミル調査)
[調査対象者]2006年以降に自らの居住目的で住宅を購入した人。関東1都3県、関西2府2県に住む、20歳から49歳の子どものいない既婚男女
[有効回答数]関東エリア・関西エリア 合計464名
今後も、子どもが小さめファミリー編(11月17日)、子どもが小学生以上ファミリー編(12月1日)を公開予定です。※公開日が変更になる場合がございます
▼第2回「はじめての購入 464人の家・お金・満足度大調査 共働き夫婦編」
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