近畿大学客員教授の辰巳琢郎氏による特別授業 「人狼ゲーム」を舞台化した即興劇の公開公演を実施

「人狼TLPT-A」公演の練習風景
「人狼TLPT-A」公演の練習風景

近畿大学文芸学部(大阪府東大阪市)は、令和6年(2024年)2月3日(土)・4日(日)、東大阪キャンパス11月ホールにおいて、本学客員教授で俳優の辰巳琢郎氏による、即興劇「人狼TLPT※-A」を教材とした公開公演を実施します。
※ TLPT:The Live Playing Theaterの略

【本件のポイント】
●近畿大学客員教授 辰巳琢郎氏の指導を受けた学生による公開公演
●文芸学部の学生が「人狼TLPT-A」からの学びを生かした即興劇を実施
●学生はロールプレイングゲームを通して、コミュニケーション能力・プレゼン力・観察力・推理力・論理的思考力を養成

【本件の内容】
辰巳琢郎氏は、平成21年(2009年)から本学の客員教授を務め、「教養特殊講義」の授業を担当しています。講義では、さまざまなシチュエーションを設定したロールプレイングゲームを繰り返すことによって、学生の能動的に取り組む力、協同作業をする力を養います。即興劇「人狼TLPT-A」を用いた授業では、社会人として活躍するために必要なコミュニケーション能力・プレゼンテーション能力・観察力・推理力・論理的思考力などの向上を図ることを目的としています。また、即興劇を実施することにより、イベント企画、遂行能力も養うことができます。
今回文芸学部の学生は、授業を通して学んだ「人狼」の構成要素である「人を疑う」「嘘をつく」といった行動時の心情と、無意識化の身体反応との関連についての知識を生かし、「人狼ゲーム」を元にした即興劇「人狼TLPT-A」を行います。公演は東大阪キャンパスの11月ホール大ホールを会場として、一般の方にも公開します。

【開催概要】
日時:令和6年(2024年)2月3日(土)17:00~19:00(16:30受付開始)
   2月4日(日)13:00~15:00(12:30受付開始)
   17:00~19:00(16:30受付開始)
   ※ 日時により、配役等の公演内容が変わります。
場所:近畿大学東大阪キャンパス 11月ホール大ホール
   (大阪府東大阪市小若江3-4-1、近鉄大阪線「長瀬駅」から徒歩約10分)
対象:近畿大学生、一般の方(入場無料、事前申込不要)
お問合せ:近畿大学文芸学部学生センター TEL(06)4307-3061

【人狼TLPT-A】
「人狼(じんろう)ゲーム」とは、プレイヤーが村人側と人狼側に分かれて対決する、古くから伝わるカードゲームで、ドイツ発祥と言われています。
「人狼TLPT」とは、株式会社オラクルナイツ(東京都豊島区)がルールを整理して、平成24年(2012年)から公演してきた劇場用のコンテンツです。TLPTとは、The Live Playing Theaterの略語です。辰巳琢郎氏は、人狼ゲームには社会人として活躍するために必要なさまざまな能力を向上させる要素がちりばめられていると感じ、本学での授業に取り入れてきました。株式会社オラクルナイツの全面協力を得て、教材として開発したのが、「人狼TLPT-A(Academia)」で、今回の公開公演でも、村人や人狼などの配役を開演直前に決定し、互いの心理を読みながら村人・人狼それぞれが勝利をめざしてゲームを展開します。観客側も、誰が人狼なのかを推理しながら観ることで、舞台の世界に引き込まれる、全員参加型のスリリングな即興劇です。

【教員プロフィール】
近畿大学 客員教授 辰巳琢郎(たつみたくろう)氏
昭和33年(1958年)8月6日生まれ。大阪教育大学附属高校2年生の時、つかこうへいの舞台に感銘を受け芝居を始める。京都大学文学部在学中は、関西では人気実力ともにNo.1の「劇団そとばこまち」を主催し、役者としてだけでなく、プロデューサー、演出家として1980年代前半の学生演劇ブームの立役者となる。卒業と同時にNHK朝の連続テレビ小説「ロマンス」で全国区デビュー。以来、知性・品格・遊び心と三拍子揃った俳優として活躍している。
平成21年(2009年)から近畿大学客員教授を務める。

【関連リンク】
文芸学部
https://www.kindai.ac.jp/lit-art-cul/


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