「2024年度グッドデザイン賞」を受賞【相鉄グループ】

2024-10-16 14:54

相鉄いずみ野線沿線で展開している、2つの取り組み
暮らしをよりよくする取り組みを行い、「選ばれる沿線」の創造へ

相鉄グループでは、2024年10月16日（水）、2024年度グッドデザイン賞【主催・（公財）日本デザイン振興会】（以下、同賞）を2件受賞しました。

（公財）日本デザイン振興会が運営するグッドデザイン賞は、デザインによって暮らしや社会をよりよくしていくことを目的に、1957年に創設された表彰制度で、人が何らかの理想や目的を果たすために築いたものごとをデザインととらえ、デザインの背景・プロセス、目的と達成した成果などの様々な観点を評価・顕彰するものです。同賞の特徴である、シンボルマークの「Gマーク」は、多くの方に親しまれています。

相鉄グループでは、今後も相鉄線沿線の活性化につながる取り組みを実施することで、「選ばれる沿線」の実現を目指してまいります。

今回受賞した取り組み内容

■相鉄不動産（2023年度に続き、2年連続受賞）
◯木造マンション「KNOCKSゆめが丘」
相鉄いずみ野線ゆめが丘駅前に2024年5月竣工。相鉄不動産初の木造マンションで、三井ホーム㈱（本社・東京都江東区、社長・池田明）の独自技術「MOCXION（モクシオン）※1」による、環境優位性や快適で付加価値の高い住宅（RC造と同等の遮音性、断熱性、耐震性）になっています。

※1 三井ホームの木造マンションのブランド。
https://www.mitsuihome.co.jp/company/news/2021/0702.html

■相鉄ホールディングス・相鉄ビルマネジメント
◯みなまき TRY STAND
2019年から「相鉄ライフ南まきが原」（横浜市旭区）でスタートし、地域住人の小商いやチャレンジの場とすることで、さまざまな分野の担い手の発掘や、小物販売や楽器演奏等の興味や関心をベースにした地域コミュニティをつくる土壌となっています。

◯弥生台TRY BOX
自己実現の支援をエリア全体として広めていくため、2021年に「相鉄ライフやよい台」（横浜市泉区）にオープン。TRYの取り組みを拠点化することで、拠点で活動されている人同士の交流や、沿線内の経済の活性化を図っています。

「2024年度グッドデザイン賞」受賞の概要

1．受賞日

2024年10月16日（水）

2．受賞会社・内容

〇相鉄不動産
木造マンション「KNOCKSゆめが丘」
〇相鉄ホールディングス・相鉄ビルマネジメント
元宝くじ売り場から始まる地域コミュニティみなまきTRY STAND/弥生台TRY BOX

3．審査員からの評価

◯木造マンション「KNOCKSゆめが丘」
再開発が進む駅前に立つ大規模な木造賃貸マンションである。継続的な技術進化とまちづくりにとってシンボリックな場所で実現したことが評価された。木造マンションの環境面での優位性や住宅性能を担保する技術への理解は進んでおり、それゆえに、中低層の集合住宅の構造がなぜ木造なのかという問いは、徐々に後退するであろう。ここで施行されている天然木を生かしたデザインは重要な視点であり、今後の本格的な展開を期待したい。

◯元宝くじ売り場から始まる地域コミュニティみなまきTRY STAND/弥生台TRY BOX
「誰もが皆さまざまな可能性を持っており、その可能性をサポートする条件や環境を与えることで、その可能性がさまざまな実体験となり、新たな成長をもたらす」この事例は、上記の言葉を裏付ける素晴らしい証である。小さな宝くじ売り場のスペースが、地域住民の小商いやチャレンジの場となり、専門知識や興味を共有する場となり、人々が交流し、つながりを深め、地域に新しい体験をもたらし、地域の活性化を図るためのベストな空間となった。私はこの事例を心から賞賛する。スペースを共有するというコンセプトのため、店舗を開くコストが少なく済み、さまざまな人々が来て実験的なチャレンジを行うことを可能にしている。

※グットデザイン賞について
1957年に創設された日本で唯一の総合的なデザイン評価・推奨の仕組みです。デザインを通じて、産業や生活文化を高める活動です。シンボルマークの「Gマーク」とともに広く親しまれてきました。
https://www.g-mark.org/