麗澤大学 校舎「さつき」 CASBEE柏にてSランクを取得 学校用途の建築物では史上初

 麗澤大学(千葉県柏市/学長:徳永澄憲)の新校舎「さつき」は、CASBEE柏にてSランクを取得いたしました。CASBEE柏では、最高位のSランクを取得している物件は2024年2月時点で11件のみであり、学校用途の建築物では史上初となります。
 CASBEEとは、建築物や都市等に係る環境性能を様々な視点から総合的に評価する仕組みであり、全国主要都市24自治体で採用されています。柏市では、事業者が建築物環境配慮計画書の提出を行い、市が概要を公表することで、建築物の省エネルギー対策や長寿命化・周辺の街並みとの調和・緑化対策などの総合的な環境配慮の取組みを進めています。 
 校舎「さつき」が評価された設備は以下の通りです。

【導入された主な環境配慮技術】

Low-E複層ガラス

ガラスにLow-E膜をコーティングすることで、外部の熱を遮蔽、複層ガラスにより室内からの熱を逃がさないことによって、夏・冬の省エネルギーと快適な温熱環境を実現する。

AIカメラによる換気量制御

AIカメラを用いてLearning Hall内の滞在人数を検知し、人数に応じた適切な外気量を確保することで、「省エネ」と「感染症対策」を両立する。

昼光センサー・CO2濃度センサーによる設備制御

昼光センサーによる照明器具の自動調光や、自然換気とCO2濃度センサーによる換気制御の組み合わせにより、自然エネルギーを活用して省エネルギーを図る。

エキスパンドメタル

方位毎に日射・光の角度を考慮した日射遮蔽効果のあるエキスパンドメタルにより、建物内部の遮熱環境に配慮している。

レインガーデン

さつき校舎外の中庭に整備されている雨水浸透装置。近隣への雨水流出を抑制しつつ、生物の生息環境を整備し、地域の生物多様性向上に貢献する。

 麗澤大学では、学生によるSDGsへの取組みを全学的に推進しているという背景から、これらの取り組みに賛同し、より本学の取り組みを推進していくことを目指しています。

CASBEE柏にてSランクを取得した校舎「さつき」
CASBEE柏にてSランクを取得した校舎「さつき」
AIカメラによる換気量制御を行うLearning Hall
AIカメラによる換気量制御を行うLearning Hall
校舎「さつき」中庭のレインガーデン
校舎「さつき」中庭のレインガーデン

【麗澤大学について】

麗澤大学は昭和10年、創立者の廣池千九郎(法学博士)が「道徳科学専攻塾」を現在のキャンパス(千葉県柏市光ヶ丘)に開塾したことから始まります。「知徳一体」という教育理念のもと、心豊かな人間性を養い、国際社会に貢献できるグローバルリーダーの育成を目指し、教育改革を進めています。「THE 日本大学ランキング」の国際性分野では2017年から連続して千葉県1位の評価を受けています。


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