工学院大学、新入生が初回授業で“ものづくり”を体験  フォステクス カンパニーと連携しスピーカーを製作

~PBL授業を通してものづくりの楽しさや工夫の大切さを実感~

工学院大学(学長:佐藤光史、所在地:東京都新宿区/八王子市)は、工学部電気電子工学科新1年生の授業において、フォスター電機株式会社フォステクス カンパニー(代表取締役社長:吉澤博三、所在地:東京都昭島市)と連携し、スピーカーを製作しました。学生たちは、このPBL(問題解決型学習)授業を通して、自らスピーカーを部品1つ1つから組み合わせて作り上げることで、その構造や仕組みを理解するとともに、ものづくりの楽しさや工夫の大切さを実感できる貴重な機会を得ました。

本件のポイント

新1年生一人ひとりがスピーカーを製作

●電気電子工学科の新1年生は最初のPBL授業において、フォスター電機株式会社フォステクス カンパニーの協力でスピーカー製作を実施。
●授業ではフォステクス カンパニーから現役の技術者を講師として招き、スピーカー製作の指導を受けた。新1年生にとっては、スピーカーの製作を体験しながら、音の出る仕組みを学び理解することで、アクティブラーニング実践の場となった。
●工学院大学では、全学科で1年次からPBLなどのアクティブラーニングを取り入れている。科学や工学の「理論」と「実践」をバランスよく融合した教育カリキュラムを通して、学生は将来の技術進歩に対応できる確かな基礎力を身につける。また、産学連携の取り組みを通して、社会・産業との接点を重視した実務家教員などによる学生の教育指導を行い、社会の発展に貢献する人材を育成している。

本件の概要

工学院大学は、工学部電気電子工学科の新1年生にとって初めての授業となる「電気電子基礎実習(PBL)」において、フォスター電機株式会社フォステクス カンパニーと連携し、スピーカー製作の課題をテーマとしたPBL授業を実施しました。同社から提供を受けた資材を使ってスピーカーを1つ1つの部品から組み立てることで、学生たちはその構造や仕組みを理解し、ものづくりの楽しさや工夫の大切さを実感しました。また、フォステクス カンパニーの技術者の方々を講師として招き、学生にとって現場の第一線で活躍する方々と触れ合う貴重な機会にもなりました。
この授業は、自ら積極的に実験することで与えられた課題を解決する能力を養い、電気に関わる様々な現象を体験し理解することを目的としています。このような実践的な授業を通して、ものづくりの楽しさを知るとともに、データ処理、図表化、実験レポート作成法などの基礎知識やスキルを身につけます。
工学院大学では、この授業のような多数のアクティブラーニングを全学科で初年次から取り入れ、大学4年間を通して科学や工学の「理論」と技術の「実践」的手法をバランスよく学ぶことができる教育プログラムを展開することで、学生はエンジニアや研究者に必ず求められる、将来の技術進歩に対応できる確かな基礎力を身につけます。さらに、卒業研究などで企業の課題に挑戦するISDC(Industry-Student Direct Collaboration)プログラムなど、産学連携の取り組みを通して、社会・産業との接点を重視した実務家教員を中心とする学生の教育指導を行い、社会の発展に貢献する人材を育成しています。

◇工学院大学ホームページ: http://www.kogakuin.ac.jp/

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