大規模・グループ展開向け経営管理基盤 「fusion_place エクストリーム」を3月15日より提供開始 ~自律指向のグループ経営管理を促進~
株式会社フュージョンズ(本社:東京都港区、代表取締役CEO:杉本 啓、以下 フュージョンズ)は、Amazon Auroraを採用し、大規模・グローバルユースに対応した「fusion_place エクストリーム」をリリースしたことをお知らせします。
fusion_place エクストリームについて
「fusion_place エクストリーム」(以下「エクストリーム」)は、大規模・グローバルでのグループ経営管理を支えるために、各社の自律的経営管理を許容する標準化機能と高度な並列処理、より柔軟な運用時間をご提供致します。
エクストリームで可能なこと:
・グループ標準コードとグループ各社独自コードの両立により、親会社ニーズだけでなく各社のニーズを取り込めるグループ標準管理会計システムを構築。
・本社の経理/企画担当者は、勘定科目レベルだけでなく、グループ各社の伝票明細レベルまでドリルダウン照会。本社と各社の円滑なコミュニケーションを支援。
・各社の会計・販売管理等、基幹系システムとデータ連携。業務コードから各社管理会計向きコードへの変換テーブルは、親会社ではなく各社担当者がメンテナンス可能。
・Aurora採用によって高められた並列処理性能と24時間運用により、ひとつのグループ経営管理基盤上でグローバル・数万名のユーザーが利用可能。
上記を支えるエクストリームの特長:
・システム仕様を標準化部分と各社固有部分に分割し、前者をグループ各社アプリケーションに配布する機能の実装(新機能)。
・参照系処理だけでなく、多くの更新系処理が並列実行可能になり大規模ユースでのパフォーマンスが向上(新機能)。
・オンラインバックアップにより、グローバル利用など24時間運用が可能(従来機能)
・伝票明細といった詳細データまで一元管理可能な高速多次元データベースエンジン(従来機能)、等
背景とユースケース
グループ経営管理において、グループ全体のPDCAをレベルアップするには、本社が必要とする情報の適時収集だけでは足りず、グループ各社による自律的な経営判断と実行を支援できる経営管理のしくみが必要です。
しかしながら、グループ経営管理システムの多くは、本社のための中央集権システムになっていて、グループ各社の自律的な工夫を受け入れる余地がありませんでした。
フュージョンズは、自律志向のグループ経営管理には、グループ全体の経営管理基盤とグループ各社の事業特性を尊重した管理基盤の融合が必要と考え、それを実現するプラットフォームとして「エクストリーム」の提供を開始致しました。
典型的なユースケース:
・ひとつのグループ経営管理基盤上で数万名のユーザーが利用
fusion_placeはこれまでも、オンメモリ処理に加え、独自のビットマップインデックスでの絞り込みにより高速な多次元データ照会が可能でしたが、さらにマスタメンテナンス処理やワークフローでのデータ更新等を対象とした高度な並列処理を実装しました。
それにより、グループ会社別など、多数のアプリケーションをひとつのグループ経営管理基盤にホスティングし、その基盤上で数千~数万名のユーザーがリアルタイムにデータ更新、集計することが可能になりました。
グローバル利用など、24時間運用が必要な場合にも対応可能です。
・グループ標準コードとグループ会社の独自コードを両立
システム仕様データを本社からグループ各社に配付し、グループ各社は自社独自の勘定科目や部門を追加登録して使用することができます。システム仕様は、その後も適宜、アップデート可能です。
グループ会社はグループ標準コードとの整合性を担保しつつ、自社独自のコードを用いて自律的に管理することができる一方、本社は、グループ共通の集約された情報だけでなく、グループ会社の詳細な情報をいつでも参照でき、適時・適切な資源配分に役立てることが可能です。
セミナーのご案内
グループ経営管理をテーマとしたセミナーをオンラインで開催致します。無料でご参加いただけます。
自律志向のグループ経営管理
~グループ統一の管理体系と、各社の自律を尊重した管理会計基盤構築~
開催日時:2022年3月30日(水) 14:00~15:00
開催方法:オンライン会議システムZoomウェビナー
お申込み:当社Webサイトのセミナーページからお申込み下さい。
https://fusions.co.jp/events/
fusion_placeについて
fusion_placeは、予算編成、管理会計、グローバル活用まで、トップと現場の視点を統合する、詳細志向の経営管理基盤です。
主な特長:
・超高速:独自開発のオンメモリ多次元DBでリアルタイムにデータを更新、集計可能
・大容量:予実データを伝票明細まで全て格納し、自在にドリルダウン
・汎用性:部門利用からグローバル利用、連結・投資管理・報告業務にも利用可能
■フュージョンズについて https://fusions.co.jp
フュージョンズは、大手コンサルティング会社において会計/経営管理システム分野で長く活動してきた創業メンバーによって設立され、fusion_placeを中核とするプラットフォームソリューションの開発を進めると共に、経営管理の仕組みづくりと仕組みの運用のための各種サービスを提供しています。
※「fusion_place」は株式会社フュージョンズ及びその供給元の商標又は登録商標です。その他の会社名・製品・サービス名は各社の商標又は登録商標です。