成安造形大学、映像作家の新立 翔とコミッション・ワークで 大学の日常を描いた映像作品『SEIAN ATMOSPHERE』を制作
成安造形大学(所在地:滋賀県大津市)では、広報プロジェクト第2弾の映像制作を映像作家の新立 翔氏に依頼し、本学とのコミッションワークのようなかたちで制作しました。
映像に合わせたアニメーションや音楽の企画ディレクションも新立氏自身が行い、さまざまなクリエイターとの協働によって、本学Webサイトトップページに配した映像と、ロングバージョンの映像作品が完成しました。
今回のプロジェクトは、本学が立地する恵まれた自然環境と、キャンパスが持つ独自の空気感の中で、さまざまなクリエイターやアーティストとともに、大学の特色や魅力などを多面的に発信していく取り組みです。アートやデザインといった芸術表現を通して、実験的で独創性のあるテーマや手法で広報を展開し、在学生や卒業生たちとの協働にも焦点をあて、そのゆるやかなつながりが、それぞれの発見や学びに活かされることも意識しています。
完成した映像群が発する空気感には、本学の雰囲気がにじみ出ていて、いくつもの場面に開放的な環境の中でしっかりと呼吸をしている、いい表情をした学生たちがいました。これからも、多くの学生が素晴らしい制作活動を続けていって欲しいと考えています。
映像作品の概要
・成安造形大学 広報プロジェクト第2弾「SEIAN ATMOSPHERE -成安の空気感-」特設ページ(ロングバーション映像と概要ページ)
http://www.seian.ac.jp/seian_atmosphere/
・成安造形大学 公式Webサイト(3本の映像がランダム表示)
http://www.seian.ac.jp/
監督・撮影 :新立 翔(本学映像クラス卒業生)
出演(本学学生) :秋山 未尋・寺元 未来・藤井 美里・
石原 彰子・朴 玲華(イラストレーション領域)、
中村 早希・竹村 結・大塚 友稀・西井 香織(美術領域)、
大内 清樹・寺田 駿志・吉田 さやか(メディアデザイン領域)、
川勝 隆生(空間デザイン領域)
エフェクト :馬場 順一(本学映像クラス卒業生)
音楽(ロングバージョン):勝居 悟史
協力 :Shaye Schumaker(メディアデザイン領域)・
川瀬 貴詠・森 哲也(ビデオ・放送クラス卒業生)・
中村 涼月・五十嵐 亮介・松下 剛士(スタジオプラグ)
・アーティストプロフィール
新立 翔|SHINTATE Sho
1985年奈良生まれ。映像作家。京都成安高等学校・成安造形大学 造形学部 デザイン科 映像クラス卒業。
在学中より地域映画の制作にあたり、仰木三部作「シカイドウ」「夏ノ恋詠」「虹の峠」を発表する。2008年作「虹の峠」では古湯映画祭 古湯映画賞を受賞。
以降、滋賀を舞台の劇映画「夜中のおとむらい」「四月珈琲」「箸の穴」「空蝉の音」を発表し、プロモーションでは、比叡山延暦寺、福井県小浜市の食育事業CMの製作などを手がける。
現在では出版社とコラボレーションし、小説のCM制作を行い、角川出版「タイニー・タイニー・ハッピー」、文藝春秋「復活祭」、11社共同の「堂場瞬一の100冊プロジェクト」などを手がけ、2016年には、本屋大賞2016の大賞作品「羊と鋼の森」のCM監督を務めた。
成安造形大学 広報プロジェクト第1弾「SEIAN LIGHTS」特設ページ
■成安造形大学について( http://www.seian.ac.jp )
成安造形大学(所在地:滋賀県大津市仰木の里東4-3-1/学生数:約800名)は、芸術学部芸術学科6領域21コースを設置する芸術大学です。各領域で高い専門性を確立することを目指し、少人数教育の大学だからこそ実現できる、一人ひとりの適性に合わせた個別指導教育を行っています。また、地元自治体・企業・各種団体との産官学連携(年間約60件)による実践教育を実践するとともに、9の学内ギャラリーを回遊式の美術館に見立てた「キャンパスが美術館」、滋賀の歴史文化を研究し発信する「附属近江学研究所」などを擁し、地域文化向上の一助になることを目指しています。