昆虫食ニュース~2~
昆虫食の市場は2027年までに46.3億ドル(約5,046億円)相当になる!?
食用昆虫食の市場は、昆虫製品(ホール、パウダー、ミール、オイル)やプロテインバー、ベーカリー、菓子飲料などが、2020年から26.5%のCAGR(年平均成長率)で成長し、2027年までに約5,046億円に到達します。
(※5000億円の市場と言われてもピンと来ない方も多いと思いますが、5000億円の市場は日本国内のマンガ市場と同じ規模になります。)
なぜ?昆虫食の市場が高い市場成長率になるのかと言うと、増加している人口の食糧を満たす為には、今の食糧生産力を2倍にする必要があります。そのために環境に優しくサスティナブルな食糧生産方法とより栄養価の高い食料を見つける必要があり、昆虫食は食肉やその他の供給源よりも生態学的にも利点があるとの理由で注目されています。
昆虫はタンパク質が豊富なだけではなく、廃棄物からタンパク質を抽出するので廃棄物の削減にもつながります。その中でもアメリカミズアブ(Hermetia illucens)は革新的な昆虫の一種で、有機性廃棄物で成長し、肥料をタンパク質と脂質に変換することが出来ます。アメリカミズアブはタンパク質(40~44%)と脂質(7~36%)が豊富であるため、動物の肥料向けの安価な代替えのタンパク質源になります。
食用昆虫市場に対するCOVID-19の影響は?
COVID-19のパンデミックは、他の業界と同じように食肉製品にも多くの課題をもたらしています。
食肉業界はサスティナブルな生産、流通、輸送やサプライチェーン活動のリスクを含む多くの課題に直面しています。労働力の不足、開発の遅れ、投資や公的資金のリスケジュールなどが発展を制限しました。これらの要因は食肉産業に影響を与え、代わりに代替品として注目されている昆虫食のタンパク質製品が需要を促進します。さらにCOVID-19の出所が未確定な為、動物と動物ベースの製品の使用は大きなダメージを受けています。
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