昭和女子大学ダブル・ディグリー生  「Panda杯全日本青年作文コンクール」で入選

 昭和女子大学(学長 金尾朗:東京都世田谷区)の佐藤優夢さん(国際学部国際学科4年)が、中国外文局アジア太平洋広報センター、中華人民共和国駐日本国大使館、公益財団法人日本科学協会が主催する「第10回Panda杯全日本青年作文コンクール」で入選しました。

 コンクールは「@Japan わたしと中国」をテーマに、日本語で中国に対する思いやエピソードなどの作文を公募し開催されました。佐藤さんは、昭和女子大学と上海交通大学とのダブル・ディグリー・プログラム*に参加し、上海で2年間留学した経験を作文にまとめ、846件の応募作品から優秀賞(10名)に次ぐ、入選(10名)に選ばれました。

昭和女子大学国際学部国際学科4年 佐藤優夢 作文タイトル「人情に溢れる国ーー中国」

Panda杯全日本青年作文コンクールに入賞する事ができ大変嬉しく思います。今回の作文では、「人情に溢れる国ーー中国」という題名で、今までの上海留学の経験をもとに、現地で実際に私が感じたことについて書きました。日中関係が芳しくない時期での留学で、渡航前から少し不安な気持ちがありましたが、現地での勉強と、中国人とのふれあいにより、言語だけでなく、視野を広げることが出来ました。さらに今回の上海留学を通し、日中友好への気持ちがより強くなりました。
 現在は上海から帰国して、昭和女子大学で授業を受けていますが、今後もより中国への理解を深めていき、再び中国を訪れたいです。

第10回Panda杯全日本青年作文コンクール  http://www.peoplechina.com.cn/tjk/pandazw/

 *ダブル・ディグリー・プログラムとは

昭和女子大学で3年、海外の協定校で2年、計5年間学び、2つの大学の学位を取得する制度です。中国の国家重点大学である上海交通大学との間で2013年度にスタートし、現在は上海交通大学(中国)、淑明女子大学校・ソウル女子大学校(韓国)、テンプル大学ジャパンキャンパス(米国)、クイーンズランド大学(オーストラリア)の5大学とプログラムを実施しています。

昭和女子大学と上海交通大学

1985年から昭和女子大学生が中国語と中国文化を学ぶために留学しています。2013年「ダブル・ディグリー・プログラム」の協定を交わし、2018年3月にダブル・ディグリー1期生10人が巣立ちました。以来50人以上が2つの学位を取得して卒業しています。


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