アスベストレベル3石綿含有建材を適正に処理するロングタイプの売れ行きが増加
大気汚染防止法と石綿障害予防規則の改正を受けて、ロングタイプの売上が前年比2割5分増しになる見込み
大防法と石綿則の改正法が令和3年4月1日より施行され、アスベストレベル3を含む、すべての石綿含有建材が法の規制対象となりました。特に、スレート板などの長尺物が原形のまま解体することが規定されました。インターアクションでは従来より長尺物を割らずに格納できるロングタイプのフレコンバッグを開発し多くの業者の方々に活用していただいていますが、今期の売上が前期比2割5分増しになる見込みです。
■株式会社インターアクションは「リサイクル物流をサポート」をテーマに、リサイクル資源の分別・収集・運搬容器「リレーバッグ(フレコンバッグ)」の製造・販売及び物流サポート機器の販売を行っています。
■アスベスト規制に関して昨年改正された大気汚染防止法(環境省)と石綿障害予防規則(厚労省)に基づいて、昨年3月にマニュアル(作業基準)が見直されました。
マニュアルは厚労省・環境省から、『建築物等の解体等に係る石綿被ばく露防止及び石綿飛散漏えい防止対策徹底マニュアル』と厚労省から『石綿含有廃棄物等処理マニュアル(第3版)』に二種類が公開されています。
両方のマニュアルともに、アスベスト含有成形板を原形のまま収集・運搬できるフレコンバッグが市販されていると記されており、当社のロングタイプのフレコンバッグが写真付きで紹介されています。
■アスベストの飛散による健康被害に関しては、昨年5月に健康アスベスト訴訟に関する最高裁判決が出され、労働者と一人親方に対する国の責任、建材メーカーの共同不法行為責任などが認められました。
アスベストレベル3は、従来は飛散の程度が低いということで大防法の規制対象になっていませんでしたがが、その後の調査で成形板等を割ったり砕いたりすると飛散することが判明し、今回の法改正に結びついた経緯があります。
当社のロングタイプは、スレート板などの長尺物も割らずに原形のまま収集・運搬できるフレコンバッグとして、先のマニュアルでも使用を推奨して頂いています。
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