「彼女は2歳の子どもがいるから」→泊まりがけの出張は無理だな。それ、アンコシャス・バイアスです!最高のリーダーは無意識の思い込みにとらわれない

株式会社かんき出版(本社:千代田区 代表取締役社長:齊藤龍男)は、『「アンコンシャス・バイアス」マネジメント 最高のリーダーは自分を信じない』(守屋智敬/著)https://kanki-pub.co.jp/pub/book/details/9784761274207 を2019年5月22日より全国の書店・オンライン書店等(一部除く)で発売いたします。

◆無意識の思い込みに囚われるとチームはどうなる?
リーダーがメンバーに対して、
「彼女は2歳の子どもがいるから」
→泊まりがけの出張は無理だな。

「部下の男性が育休を申請した」
→昇進欲はないんだろう。
といったことを、勝手に決めつけている場合があります。
また、リーダーが自分自身に向けて、

「私はこんなにがんばっているのに」
→優秀な部下がいないから業績がイマイチ。

「この事業をここまで大きくしてきたのに」
→評価されないのはおかしい。
といったことを、勝手に思い込んでいることがあります。

リーダーが「無意識の思い込み=アンコンシャス・バイアス」に囚われてしまった結果、チームで何が起きているかご存じでしょうか。
リーダーがメンバーの社歴や性別などで能力を決めつけてしまうことで、同じようなレベルの仕事しか任せることができず、メンバーの成長機会が失われていく。結果として、組織としての成長がストップし、業績が上がらない。
リーダーの思い込みによる評価で、メンバーのモチベーションが下がっていく。適正な評価が行われないことで、前向きになれず、やりがいを失い、新たな仕事に挑戦しようと思わなくなってしまう。
リーダーの自己防衛心で、メンバーとの信頼関係が失われ、チーム内の心理的安全性が保たれない。互いに言
いたいことが言えず、チームとしての一体感が失われ、組織が一丸となって取り組むことができなくなってしまう。

このように、アンコンシャス・バイアスは、メンバーとの関係性、チーム運営、そして成果に大きな影響を及ぼしています。リーダーは、自分にアンコンシャス・バイアスがあることを認識し、自分の「確信」を疑うことが大切です。

◆アンコシャス・バイアスとは
日本では2013年ごろから、ビジネス雑誌や新聞・テレビでも取り上げられるようになってきました。グーグルが、「アンコンシャス・バイアス」と名づけた社員教育活動を始めたことで一躍、有名になった言葉です。なぜ、今、注目されているのでしょうか。
最大の理由は、組織の発展において、多様性が重要になってきているからです。画一的なマネジメントでは、一人ひとりがイキイキと活躍することはできません。さまざまなものの見方や考え方、多様な価値観を歓迎しない組織では、新たな発想が生まれず、イノベーションが起きにくいのです。
ダイバーシティ&インクルージョンの時代、根拠のない思い込みが人間関係を悪化させたり、チームワークを阻害するなど、人や組織の成長機会を奪っている。まずは経営者や管理職をはじめとするリーダーから、自分自身の無意識の思い込みや、無意識の偏ったものの見方に気づき、意識して対処する。たったそれだけで、組織の未来は劇的に変わるのです。

リーダーが身につけておきたい必須知識として、注目をあびている「アンコンシャス・バイアス」。昨今、大手企業をはじめ、医療法人、学校法人、NPO、NGO、自治体などからの研修や講演の需要が急速に増えています。
本書では、一般社団法人アンコンシャスバイアス研究所を設立し、代表理事に就任した守屋智敬氏が、リクルート、三井住友銀行、日立製作所、野村證券など5万人を対象に行ったアンコンシャス・バイアス研修を1冊にまとめました。

◆日常のいたるところで起きている「無意識の思い込み」
日ごろ、次のようなことはありませんか?

血液型で、性格を想像してしまう
出身地で、お酒が強い人かどうかを想像することがある
「今どきの若者は」と思うことがある
「男のくせに」や「女のくせに」と思うことがある
「親が単身赴任中です」と聞くと、父親が単身赴任中だと思う
「普通は〇〇だ」「たいてい〇〇だ」という言葉を使うことがある
世代や出身地などで、相手を見てしまうことがある
他部署の仕事のやり方は、おかしいと感じる(=自分たちは正しい)
「中途入社の人は、なんでこうも考え方が違うんだろう?」とイライラしてしまう
「ここまではわかっているはずだ」と思いながらプロジェクトを進めてしまう
事務的な仕事は、つい女性に依頼してしまっている

実はこれらすべてが、「アンコンシャス・バイアス」に影響を受けてのこと。
無意識の偏見。無意識の思い込み。無意識の偏ったものの見方。などなど、さまざまな言葉で表現されているアンコンシャス・バイアスは、私たちの日常のなかに、あふれています。
「これって、私のアンコシャス・バイアス?」という言葉を合い言葉として意識しているリーダーと、そうでないリーダーとでは、メンバーの成長曲線、チームの雰囲気、組織の成果(業績)に大きな差が生まれます。本書でご自身やチームのアンコシャス・バイアスに気づき、お互いのバイアスに振り回されない関係を作りましょう。

【目次】
はじめに
Chapter0◎職場にあふれている「アンコンシャス・バイアス」の正体
Chapter1◎自分の「無意識のバイアス」に気づく
Chapter2◎バイアスがあらわれやすい言動をやめるChapter3◎意識の置きどころを変える
Chapter4◎互いのバイアスに振り回わされないチームになる
巻末付録◎リーダーが意識しておきたい代表的な15のアンコンシャス・バイアス
あとがき
参考文献

【著者プロフィール】
守屋智敬 (もりやともたか)
1970年大阪府生まれ。神戸大学大学院修士課程修了後、都市計画事務所を経て、1999年人材系コンサルティング会社の立ち上げ期に参画。ビジョン策定や組織開発プログラムを通した数多くのリーダーシップ研修を提供。
2015年株式会社モリヤコンサルティングを設立。管理職や経営層を中心に2万人以上のリーダー育成に携わる。2018年ひとりひとりがイキイキする社会を目指し、一般社団法人アンコンシャスバイアス研究所を設立、代表理事に就任。アンコンシャス・バイアス研修の受講者はこれまでに5万人を超える。
著書に『シンプルだけれど重要なリーダーの仕事』(小社刊)、『導く力』(KADOKAWA刊)、『あなたのチームがうまくいかないのは「無意識」の思いこみのせいです』(大和書房刊)がある。

【書籍情報】
書名:『「アンコンシャス・バイアス」マネジメント 最高のリーダーは自分を信じない』
定価:1,512円(税込)
判型:46判
体裁:並製
頁数:192頁
ISBN:978-4-7612-7420-7
発行日:2019年5月22日
https://kanki-pub.co.jp/pub/book/details/9784761274207

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