従事者の高齢化や後継者不足など課題解決の一助に 東京の島で「島暮らし体験」ができる 漁業・農業就業体験者を募集開始
公益財団法人東京都島しょ振興公社(東京都港区、理事長:前田 弘、以下「公社」)では、伊豆諸島・小笠原諸島(以下「東京諸島」)で、漁業及び農業への就業に興味・関心がある方を対象に、大島/三宅島/八丈島/小笠原 父島・母島 の5島において漁業体験、農業体験を開催いたします。
本取り組みは平成25年よりスタートし、今年で11回目を迎えます。これまでに98名の方に参加いただきました。
東京諸島において漁業・農業は地域経済を支える重要産業である一方、従事者の高齢化や後継者不足が大きな課題となっています。また、コロナ禍による観光客減の影響で産業存続の危機にも立たされています。
このたびの就業体験を通して多くの方に関心を寄せていただくことで、漁業・農業の持続可能性を高め、定住促進による産業等の活性化につなげる狙いです。
【開催概要】
漁業就業体験
(棒受け網漁、底魚一本釣り漁、縦縄漁など)
1. 八丈島(定員:3名程度)
体験期間:2023年9月5日(火) ~ 9月9日(土)
4泊5日
募集締切:2023年8月10日(木)17時必着
2. 小笠原父島(定員:2名程度)
体験期間:2023年9月26日(火) ~ 10月9日(月)
13泊14日 ※うち船内2泊
募集締切:2023年8月16日(水)17時必着
3. 小笠原母島(定員:1名程度)
体験期間:2023年9月26日(火) ~ 10月9日(月)
13泊14日 ※うち船内2泊
募集締切:2023年8月16日(水)17時必着
農業就業体験
(農場・ハウス管理、収穫作業など)
1. 三宅島(定員:3名程度)
体験期間:2023年8月31日(木) ~ 9月3日(日)
3泊4日
募集締切:2023年8月14日(月)17時必着
2. 小笠原母島(定員:2名程度)
体験期間:2023年9月26日(火) ~ 10月9日(月)
13泊14日※うち船内2泊
募集締切:2023年8月16日(水)17時必着
3. 大島(定員:3名程度)
体験期間:2023年11月17日(金) ~ 11月20日(月)
3泊4日
募集締切:2023年10月25日(水)17時必着
(※大島につきましては、9月頃募集を開始します。)
申し込み方法:東京愛らんどホームページより https://www.tokyoislands-net.jp/
問い合わせ先:公益財団法人東京都島しょ振興公社 TEL:03-5472-6546(平日:8:30~17:15)
【東京諸島とは】
東京から約100~2000kmの太平洋上に点在する大小200の島々で構成される伊豆諸島・小笠原諸島を指します。豊富な海洋資源に恵まれ世界有数の漁場である反面、噴火や台風などによる自然災害や、特異な歴史的経過を持っている島々です。
本州から各島々へ行くには、「船」または「飛行機」に乗っていきます。ときには、大型船でゆっくりと船旅を楽しむも良し。高速船であっという間に移動するも良し。爽快に空からの眺めを楽しむも良し。島と島を結ぶヘリコプターもあります。バラエティに富んだ島旅をお楽しみいただけます。
主な島々
・大島:火山とツバキの島
・利島:サクユリと20万本ものツバキが彩るネイチャー
アイランド
・新島/式根島:自然美と伝統文化が残る“二つの島”
・神津島:岸壁と砂浜が織りなす伝説の島
・三宅島:野鳥が群れる自然美の島
・御蔵島:イルカに出会える秘境の島
・八丈島:黒潮の海がつくった南国の楽園
・青ヶ島:独特の自然を持つ火山島
・小笠原父島・母島:独自の生態系が残る世界自然遺産
の島々
【公益財団法人 東京都島しょ振興公社とは】
東京諸島は、美しい自然と豊かな海洋資源に恵まれており、これを活かした自立・発展が求められております。そこで、各島が協力して連携を図りながら、島の産業・観光振興を促進し、地域経済の発展と住民の生活・文化の向上を図ることを目的として、島しょ9町村と東京都は、公益財団法人東京都島しょ振興公社を設立しました。
「アンテナショップ東京愛らんど(TOKYO ISLANDS SHOP)」
東京の島々を船でつなぐ、竹芝客船ターミナルにあります。自慢の特産品で皆様をお迎えします。
《店舗概要》
〒105-0022
東京都港区海岸1-12-2竹芝客船ターミナル内
TEL:03-5472-6559
営業時間:平日 10:00~18:00
土日祝 10:00~20:00
※夏季における東京愛らんどの営業時間延長について
期間:7月1日(土)~7月31日(月)
営業時間:平日 10:00~19:00
土日 10:00~20:00