医療情報総合研究所と共同研究契約を締結
近畿大学(大阪府東大阪市)と医療情報サービスを手がける株式会社医療情報総合研究所(東京都千代田区)は、共同研究契約を締結しました。
近畿大学薬学部は株式会社医療情報総合研究所とデータマイニング手法を用いた共同研究を開始し、新たな医療情報データベースの利活用サービスを開発します。
【共同研究の背景と目的】
近年、ビッグデータの一種である医療情報データベースが注目を浴び、さまざまな用途での利活用が進められてきました。特に2018年は厚生労働省主管のデータベースがリリースされるため、これまで以上に医療情報データベースが注目を集めています。
JMIRIは設立以来、院外処方箋データを活用した「処方情報分析サービス」を開発し、製薬企業のマーケティング部門や研究開発部門を中心に、大学・研究機関など幅広いお客様のニーズに合わせた質の高いサービスを提供してきました。
今回、医療情報データベースをデータマイニング※ の手法を用いて多角的な解析を行っている近畿大学薬学部と、新たな医療情報データベースの利活用サービスを開発することを目的に共同研究を開始しました。JMIRIが持つ国内最大級の院外処方箋データベースを活用し、医薬品の安全性評価や新たな効能効果を見出すサービスの提供を目指します。
※大量に蓄積された未加工のデータの中に存在する,ある傾向や相関関係など価値ある情報を見付け出すための技術・手法。
【株式会社医療情報総合研究所 会社概要】
会社名 :株式会社医療情報総合研究所(略称:JMIRI/ジェイミリ)
所在地 :〒101-0051 東京都千代田区神田神保町3丁目25番 住友神保町ビル6F
代表者 :代表取締役社長 大橋 青史
設 立:2005年7月14日
資本金 :1億8,825万円(株式会社インテージホールディングス 100%出資)
事業内容:
設立以来「患者中心の医療・健康情報ネットワークに基づく患者指向のマーケティング支援」をコンセプトに、医療情報(処方情報、患者情報、医師・薬剤師の声)の収集、解析、および提供・販売を行っています。
「処方情報分析サービス」、「患者・薬剤師調査サービス」、「調剤薬局などでの疾患啓発サービス」を主力サービスとして提供します。付加価値サービスとして、医療情報の調査、収集、解析に関わるコンサルティングである「ディテールコーディネートサービス」を提供します。
基盤サービス商品である「処方情報分析サービス」は、複数の調剤薬局企業から定期的に取得した処方データを処方情報データベースとして整備し、当社が独自に分析・加工した上で、顧客企業に対して迅速かつ継続的に薬剤の処方動向について情報提供を行うサービスであり、国内屈指のサービス提供者として、数多くの製薬企業にご利用いただいています。
U R L:https://www.jmiri.jp/