生成AI連携の「SELFBOT」導入で、近畿大学のAIチャットボットが進化! 学生・教職員のニーズに応える新しいサポート体制を構築

2024-10-01 14:00
「SELFBOT」の利用画面と生成AIとの連携イメージ

近畿大学(大阪府東大阪市)は、令和6年(2024年)10月1日(火)から、生成AIなどの開発を手掛けるSELF株式会社(東京都新宿区)提供の生成AI連携チャットボット「SELFBOT」を導入します。
近畿大学ではこれまでも、学生からの問い合わせや、教職員の業務においてAIチャットボットを活用してきましたが、生成AIと連携した次世代の高精度チャットボット「SELFBOT」を新たに導入することで、問い合わせ対応の効率化を促進し、学生及び教職員の利便性向上と窓口スタッフの業務負担軽減を目指します。

【本件のポイント】
●生成AIと連携した次世代の高精度チャットボット「SELFBOT」を新たに導入
●チャットボットが自動学習するため、回答を考える手間が省け、高度で柔軟な回答が可能に
●最新技術を導入することで、学生・教職員の利便性向上と窓口業務の負担軽減を目指す

【本件の内容】
近畿大学では、令和4年(2022年)から、学生からの問い合わせ対応にAIチャットボットを導入しています。これまで70,000件以上の問い合わせにチャットボットで回答し、窓口での問い合わせ件数が最大5~6割程度削減(時期により変動)されました。ただし、これまで運用していたチャットボットは、教職員があらかじめ用意した想定質問と回答を学習させ、回答の質を高める作業が必要でした。
今回新たに導入する次世代の高精度チャットボット「SELFBOT」は、生成AIのChatGPTと連携しており、回答の元となるドキュメントやURLから自動学習させることができるため、教職員が質問や回答を考える手間が省けるうえに、より高度で柔軟な回答が可能となります。これによって、学生からの問い合わせ対応をさらに効率化し、窓口対応の負担を軽減することを目指しています。また、教職員の業務においてもチャットボットによるサポートを強化し、業務効率化を図ります。
今後、近畿大学とSELF株式会社は、この「SELFBOT」を活用して、個々の学生にパーソナライズされた情報の提供を目指しています。SELF株式会社はすでに、自社独自のユーザー理解をテーマとしたサービスを展開しており、ユーザーの属性情報、メンタル、生活環境などに基づく個別最適化システムを有しています。将来的には、学生からの問い合わせ対応にとどまらず、生成AIを最大限に活用して、学生一人ひとりの特徴や将来の目標、学習到達度などを踏まえた教育や支援を個々に提供することを目指しています。

【SELFBOT】
ドキュメントやURLを自動学習させ、即座に回答に導ける次世代の高精度チャットボットです。社内対応はもちろん、顧客対応にも利用が可能です。
SELFBOT顧客対応:https://self.systems/selfbot/
SELFBOT社内利用:https://self.systems/selfbot-inside/

【近畿大学】
所在地 :大阪府東大阪市小若江3-4-1(東大阪キャンパス)
学長  :松村到
設立  :大正14年(1925年)
学部学科:15学部49学科
URL   :https://www.kindai.ac.jp/

【SELF株式会社】
所在地 :東京都新宿区西新宿8-15-17 住友不動産西新宿ビル2号館 6F
代表者 :代表取締役 生見臣司
設立  :平成26年(2014年)11月
事業内容:生成AI、ChatGPT、チャットボットの開発
資本金 :3億7,600万円(資本準備金含む)
URL   :https://self.systems

【関連リンク】
近畿大学
https://www.kindai.ac.jp/

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