モリタ宮田、多重伝送化で機能向上したパッケージ型自動消火設備「スマートスプリネックス」を発売

~多重伝送化で施工の省力化・点検時の安全対策を実現~

消火器や消火設備等の開発・製造・販売を手掛けるモリタ宮田工業株式会社(本社:東京、代表取締役:中川龍太郎)は、多重伝送化により大型物件への対応と施工性向上および点検時の安全対策として誤操作や点検後の復旧忘れを防止するパッケージ型自動消火設備Ⅰ型「スマートスプリネックス」を12月より販売開始しました。

パッケージ型自動消火設備Ⅰ型「スマートスプリネックス」

多重伝送化でさらなる機能向上を実現

「スマートスプリネックス」は、パッケージ型自動消火設備スプリネックスシリーズの特長である高い防火安全性能はそのままに、多重伝送化でさらなる機能向上を実現したパッケージ型自動消火設備です。施工・点検にかかる負担を軽減し、柔軟性のあるシステム設計が可能になりました。

スプリネックスの大型物件への施工事例が増加したことに伴い、工事の省力化および作業リスクの低減が求められてきました。スマートスプリネックスはその要望にお応えすべく、多重伝送により大幅な省配線化を実現したほか、受信盤ユニットも従来型より大幅に小型化し、設置スペースを確保しやすくなりました。また、一部点検の自動化等により施工の確実性と作業性を向上させました。
火災発生時や異常発生時等には、当該区画名称を瞬時にモニターへ表示できるため、素早い初動対応が可能です。また、自己診断機能を搭載し機器の状態を自動で記録するため、事後の状況確認が容易となります。

6000件以上の導入実績を持つ「スプリネックスシリーズ」

スプリネックスは病院・診療所や社会福祉施設、共同住宅を中心に約6,000件以上の導入実績を持ちます。スマートスプリネックスを新たにシリーズに加えることで、大型物件や短工期物件にも対応し、さらなる安全・安心の提供に尽力してまいります。

「スマートスプリネックス」の特徴

  1. 省配線

施工時には各区画から受信盤まで配線を引く必要がありますが、大型物件の場合、配線本数が多く、配線に時間を要します。スマートスプリネックスは、受信盤ユニットから中継器をつなぐ幹線はLANケーブルと電源線のみなので、配線敷設工事の大幅な省力化・省スペース化を実現しました。区画改修や増設への対応も容易です。

  1. 省スペース

受信盤ユニットを従来型より大幅に小型化しました。回線数により受信盤ユニットの外形が変化しないため設置スペースの確保が容易です。1台で最大250回線まで対応します。

  1. 火元を素早く特定

受信盤ユニットにはタッチパネル式モニターを採用しました。当該区画名称が瞬時にモニターに表示されるため、素早い初動対応が可能です。

■監視モード

■第一報時

■火災発生(第二報)

4.自己診断機能搭載

監視モード中も機器状態を自己診断し、異常発生時にはモニターへ異常内容を表示します。それにより素早く原因を特定することで早期復旧を実現します。

製品仕様

【種別】  パッケージ型自動消火設備Ⅰ型  
【放射時間】 約140秒    
【薬剤】  第三種浸潤剤等入り水 (品評剤第27~1号)    
【防護面積】 21㎡(1防護区画あたり)
【感知器】  検出方式の異なる2つの感知器(国家検定合格品)

【梱包箱サイズ・総重量】
屋内型 幅1,050 ㎜ × 奥行450 ㎜ × 高さ1,350 ㎜ / 480kg
屋外型 幅1,087 ㎜ × 奥行560 ㎜ × 高さ1,454 ㎜ / 540kg

https://www.moritamiyata.com/

発売日・本体希望小売価格

発売日:2021年12月1日(水)
本体希望小売価格:オープン価格

当社は、「人と地球のいのちを守る」というスローガンのもと、「グローバルな総合防災ソリューション企業」を目指し、誰もが安全・安心に暮らせる社会の実現に繋がる製品・サービスを提供して参ります。

モリタ宮田工業公式Webサイト
https://www.moritamiyata.com/

本件に関するお問い合わせ:
株式会社モリタホールディングス
広報室 担当:森田
TEL.03-6400-3485

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