ハワイ州観光局、「ホクレア」ドキュメンタリー映画上映会を開催
5月、6月に開催される上映会に合計1,000名様をご招待!
ハワイ州観光局日本支局(所在地:東京都千代田区 支局長:ミツエ・ヴァーレイ)は、ハワイ伝統航海カヌー「ホクレア(Hōkūleʻa)」 が2014 年から2017年にかけて世界18 カ国150 以上の港に寄港し、約75,639kmを巡航したマラマホヌア世界航海の様子を収めた長編ドキュメンタリー映画「モアナヌイアケア」の上映会を2022年5月からハワイの姉妹都市を含む日本各地で開催します。
第1回目の上映会は2022年5月21日(土)にEbis303(東京都渋谷区)で、午前11時と午後4時からの二部制で開催します。当日はホクレアの乗組員のデニス・チャン氏と、2007年のホクレア日本航海に通訳・教育プログラム担当として乗船した池田恭子氏をゲストに招き、上映前にホクレアの航海術や儀式、ホクレアで学んだことについて語っていただくトークセッションを予定しています。また会場では、「モアナヌイアケア」のブルーレイディスクや、ホクレア関連グッズの販売を予定しており、販売した収益は、ポリネシア航海協会へ寄付されます。本日より、2022年5月21日(土)の東京上映会と、2022年5月29日(日)の名古屋上映会の申込受付を開始します。
ハワイ州観光局は持続可能な社会の実現に向けて、ハワイの自然と文化を守り、日本とハワイの交流を深める活動に注力しています。来年出航する環太平洋航海に先駆けて、ホクレアの活動を日本で広く伝えていくための支援を行ってまいります。自然と文化に敬意をはらい、互いにいたわり合う大切さを次世代に伝えることを使命とするポリネシア航海協会のドキュメンタリー映画上映会を通して、日本の皆様と一緒に地球への敬意やいたわりの心を育み、分かち合い、学び合い、日本とハワイの絆をより一層強化していくことを目指しています。ハワイの姉妹都市をはじめ、より多くの地域で上映会が開催できるよう取り組んでおります。教育目的による自主上映会の開催を希望する場合はハワイ州観光局(info@htjapan.jp)までお問合せください。
ドキュメンタリー映画「モアナヌイアケア」予告編
時間:1分46秒
言語:英語(日本語字幕あり)
URL:https://youtu.be/DNo36Uh7Cbk
【東京上映会の概要】
名 称: ハワイ伝統航海カヌー“ホクレア”世界一周航海「モアナヌイアケア」上映会
日 時: 2022年5月21日(土)第一部:11:00〜14:00 第二部:16:00〜19:00
会 場: Ebis303(収容人数600名のところ各部300名様をご招待)
住 所: 東京都渋谷区恵比寿1-20-8(https://www.ebis303.com/info/access.html)
ゲスト:
・ホクレア乗組員のデニス・チャン氏
・2007年ホクレア日本航海に通訳・教育プログラム担当として乗船した池田恭子氏
参加費: 無料
申込方法: ホクレア情報サイト(https://www.allhawaii.jp/hokulea/)からお申込ください
申込期間: 2022年4月27日(水)〜2022年5月18日(水)23:59
主 催: ハワイ州観光局
問い合せ: ホクレア上映会事務局 hokulea@htjapan.jp
【名古屋上映会の概要】
名 称: ハワイ伝統航海カヌー“ホクレア”世界一周航海「モアナヌイアケア」上映会
日 時: 2022年5月29日(日)12:00〜15:00
会 場: デザインホール(収容人数500名のところ250名様をご招待)
住 所: 愛知県名古屋市中区栄3丁目18-1(https://www.nipc.or.jp/designhall/)
参加費: 無料
申込方法:ホクレア情報サイト(https://www.allhawaii.jp/hokulea/)からお申込ください
申込期間:2022年4月27日(水)〜2022年5月18日(水)23:59
主 催:ハワイ州観光局
問い合せ:ホクレア上映会事務局 hokulea@htjapan.jp
【6月以降の上映会予定】
6月10日(金)神奈川県横浜市:招待者数200名様
6月25日(土)神奈川県茅ヶ崎市:招待者数120名様
大阪府(7月)、広島県(9月)、北海道府(10月)、沖縄県(11月)で開催を予定しています。詳細、および申込方法はホクレア情報サイトでご確認ください。
※ 感染防止対策について、会場への入場制限および座席指定を行います。会場へ入場する際には、マスク着用、手指消毒、検温にご協力いただけますようお願いします。
※ 定員を超える場合はキャンセル待ちとなります。
ポリネシア航海協会によると2022年4月11日(ハワイ時間)、「ホクレア」は姉妹カヌー「ヒキアナリア」と、ハワイと先代の地であるタヒチをつなぐ古代海路を進む「ケアライカヒキ航海」に向け、オアフ島のサンドアイランドを出航しました。ケアライカヒキ航海は、来年出航予定の「環太平洋航海2023〜2027」(2023-2027 Moananuiākea Voyage)に向けて、乗組員の航海訓練とカヌーの試運転を行うことが主目的とされています。天候に左右されますが、タヒチへの航海はおよそ20日かかると予想されています。タヒチへ到着後、乗組員は海洋保護や気候変動に関するサミットに参加される予定です。
【モアナヌイアケア(MOANANUIĀKEA)について】
2018年ハワイ国際映画祭のクロージングナイト作品として上映された「モアナヌイアケア」は、ホクレアが2014 年から2017 年にかけて、世界18 カ国150 以上の港を訪れたマラマホヌア世界航海の様子を収めた長編ドキュメンタリー映像です。「モアナヌイアケア」では、世界が直面する課題に対する根本的な解決に向けて、先住民の声と視点は重要な役割を果たすことが明らかになりました。このドキュメンタリーは、島々の文化が伝承してきた知恵に敬意を表し、マラマホヌア世界航海とホクレアの価値、持続可能性、団結力、文化の道標を、航海コミュニティの枠を越えて、より広い世界に永続させるために制作されました。
そしてマラマホヌア世界航海の永続的なレガシーを未来に引き継ぐために重要な役割を担います。この航海の先駆的な環境保護と保全の取り組みは、すでに環境を守るために数え切れないほどの新しい習慣を生み出しています。絶滅寸前だった伝統芸術の復興に大成功を収めたことで、先住民の文化に対する誇りと敬意がよみがえり、忘れられていた文化習慣を積極的に再発見するきっかけにもなっているのです。この映画は、観客を大海原の世界へ導くだけではなく、我々の祖先がいかにして明るい未来への鍵を持っていたか、そしてそれを使うかどうかは我々次第であることを教えてくれるのです。
原 題: MOANANUIĀKEA: ONE OCEAN ONE PEOPLE ONE CANOE
言 語: 英語(日本語字幕あり)
概 要: ハワイ州/2018年制作/153分
【ホクレア(Hōkūleʻa)について】
ハワイの伝統航海カヌー「ホクレア」は、コンパスなどの計器を一切使うことなく、星や太陽の動き、波や風の変化など、自然が与えてくれるヒントのみを使う伝統航海術による双胴船です。ポリネシア航海協会は、一度失われた伝統航海術を復元させ、1976年にハワイータヒチ間の航海に成功し、ハワイアンの先祖たちがポリネシアから偶然ハワイに漂流したという説を覆し、彼らが航路を理解し意図的にハワイにたどり着いたことを証明しました。その後、これまで50年近くに渡り、ハワイから太平洋の島々、日本、そして世界一周航海など、地球を約7周するほどの距離を航海してきたホクレアは、ハワイの伝統文化の象徴であり、ハワイの人々の誇りでもあります。
ポリネシア航海協会(Polynesian Voyaging Society)
ポリネシア航海協会は1973年に米国ハワイ州で、歴史画家であり郷土研究家のハーブ・カネ氏、ウォーターマンとして知られるトミー・ホームズ氏、人類学者ベン・フィニー氏らにより発足された米国政府認定の非営利団体です。何世紀もの間途絶えていたポリネシアの伝統航海術を復元し、「マラマホヌア=地球への思いやりを」のメッセージを掲げ、世界中を航海しながら環境保全や文化伝承の大切さを伝える活動を行なっています。ポリネシア航海協会は、伝統航海術の芸術と科学、探求心を継承し、体験型の教育プログラムを通して、自然、文化に敬意をはらい、互いにいたわり合う大切さを次世代に伝えることを使命としています。伝統航海カヌーの修繕作業や教育プログラムの実施などは、ボランティアと寄付金によって支えられています。公式サイト(英語):http://www.hokulea.com/
※メディア向けオンライン試写を実施します。視聴方法については下記サイトを参照ください。閲覧にはハワイ州観光局メディアサイトへの登録が必要です。
https://www.allhawaii.jp/business/article/media/592/