【IPU・環太平洋大学】卒業生・田中志歩さん、嘉重春樺さんが世界柔道選手権で金メダル獲得！

このたび開催された2025年柔道世界選手権大会（ハンガリー・ブダペスト）において、IPU・環太平洋大学卒業生の田中志歩さん（女子70kg級）および嘉重春樺さん（女子63kg級）がそれぞれ金メダルを獲得し、世界チャンピオンの栄冠に輝きました！学生時代に取り組んだ厳しい稽古と真摯な努力を礎に、世界の舞台で優れた成果を収められたことは、大学関係者や在学生、卒業生にとって大きな喜びとなっています。

17日の女子70kg級では、11期生・田中志歩選手（JR東日本所属）が粘り強い試合運びで強豪を次々と下し、悲願の初優勝を達成しました。在学中から全国大会で好成績を収め、本学柔道部を牽引してきた存在です。

【2回戦】田中志歩○反則指導3△カヤ・シュステル(スロベニア)
【3回戦】田中志歩○GS技あり・隅落(GS2:51)△タイス・ピナ(ポルトガル)
【準々決勝】田中志歩○優勢[有効・横四方固]△ミリアム・ブートケライト(ドイツ)
【準決勝】田中志歩○優勢[有効・払腰]△アイ・ツノダ＝ロウスタント(スペイン)
【決勝】田中志歩○GS有効・大外落(GS0:12)△ララ・ツヴェツコ(クロアチア)

12期生・嘉重春樺選手（ブイ・テクノロジー所属）は、世界ランキング上位選手との激戦を次々と制し、決勝では粘り強い試合運びから勝利をつかみ取りました。初出場ながら全試合を寝技で制し、見事優勝を果たしました。大学時代には田中さんとともに互いに高め合い、日々稽古に励んできた姿は、今も多くの後輩たちの記憶に残っています。

【2回戦】嘉重春樺○縦四方固(3:06)△タン・ジン(中国)
【3回戦】嘉重春樺○送襟絞(1:46)△イヴァ・オベラン(クロアチア)
【準々決勝】嘉重春樺○優勢[有効・小内刈]△ボルド・ガンハイチ(モンゴル)
【準決勝】嘉重春樺○肩固(3:01)△ナウアナ・シウバ(ブラジル)
【決勝】嘉重春樺○GS有効・崩袈裟固(GS0:47)△カトリーヌ・ブーシェマン＝ピナール(カナダ)

両名の堂々たる活躍は、在学生にとっても大きな励みとなっており、学生たちはこの良い刺激を受けて、6月28日に開催される全日本学生柔道優勝大会（5人制団体）に向け、士気高く準備して参ります。