「ビル再生100の物語」プチリノベ事例4「屋上の活用」

ビル再生100の物語 第73話

テナワンでは、これまで多くのビルの空室対策や賃貸運営を行ってきました。

それぞれの問題を解決してきたビル再生の事例を「100の物語」としてこれから公開していきます。

「ダメビルのトリセツ」を最初から読みたい方はコチラ

「プチリノベ」とは。

「プチリノベ」とは、お金をかけすぎずにポイントだけをおさえた改装のことです。

テナント募集に効果的で、商品力を上げられるようなデザインや演出を考えた改装をコストを抑えて行うところが単なるリフォームとは違う点です。

最後のポイント「一点豪華を作る」。

最後のポイントです。「一点豪華を作る」。
これはどのビルでもできるワザではありませんが、「屋上」や「バルコニー」がある物件はとてもチャンスです。
特に屋上は使えます。

内見の時に「ウチは屋上もありますけど、ご覧になります?」と言って断った人はまずいません。

みんなここでビール飲んでるシーンを想像してます。妄想が広がってます。印象に残ります。

管理上の問題で屋上開放してないビルがほとんどですので、これはウリになります。

こういう、おいしいウリが作れるビルは、ぜひ活用するためのひと工夫をしてみてください。

屋上に木製デッキをひいてベンチを置く、これだけで見違えます。

とある人気仲介サイトでは「屋上がある物件」という検索カテゴリがあるくらいです。

こういうところに女性は敏感ですよね。
こういうところに女性は敏感ですよね。

実際にこういうスペースを活用して、テナントさんとビアパーティーをしたこともあります。

そういう時の写真があると、もう募集資料の段階で勝ったも同然です。

(この写真はちょっと暗いですね・・)

屋上がなくても、敷地や建物の余ったスペースやエントランスを「一点豪華」に演出することも効果的です。

ただ、その場合はオーナーの趣味を前面に出しすぎないこと。

(プロじゃない場合は自作の絵とか飾っちゃダメですよ。。)

あくまでもテナントさん、特に内見で初めてビルに来た人の印象を考えて実施してください。

でも、無難でただ内装が新しくなっただけではあまり意味がありません。この辺はセンスの問題なので難しいところですが、いろんなビルの事例を見て研究されることをオススメします。

※「ダメビルのトリセツ」は、 「週刊ビル経営」さんの紙面上で連載していた企画です。
新しい話や事例も少し入れていこうかなと思っていますので、本誌をご覧になった方もぜひ。

※「ダメビル」とは、「ボロビル」と違って、立地もスペックも悪くないのに、なぜかテナントが埋まらないダメなビルのことです。
人のビルをダメ呼ばわりするお話で大変失礼いたします。。(先に謝ります・・すみません)

始めて読まれる方に

中小築古ビルのオーナーを対象に空室対策を実戦的に解説した空室対策技術集を無料配布してします。

これまで、東京都心の中小型ビルが検討客を集められない4つの原因へ対応する考え方として、リーシングマネジメントという考え方が大切だとご説明しました。

リーシングマネジメントの基本的な考え方は、

「打点(空室を埋めること)は、打席数(認知度を上げること)×打率(決まりやすい条件やウリ)に比例する。」

です。

弊社での空室対策の事例やオーナーさんの声など、テナワンのHPにて詳しくご覧いただけます!


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