予算管理SaaS「DIGGLE」正式版、およびSaaS事業者向けKPI(重要業績評価指標)管理テンプレートの提供を開始
予算管理SaaS「DIGGLE」を運営するタシナレッジ株式会社(東京都渋谷区、代表取締役:山本清貴、以下DIGGLE)は、DIGGLEの正式版、および、SaaS事業社向けのビジネステンプレートインターフェース(以下、BTI)の提供を開始します。 これまで、ベータ版の登録ユーザー数は400アカウントを超え、ユーザー様からのフィードバックをもとに正式版の開発を進めてまいりました。正式版リリース後も、基本機能である予算シートの作成、実績シートの作成、予実管理ビューの作成機能等は、引き続き無償でご利用いただけます。
SaaS事業者向けのテンプレートは、DIGGLEが提供する最初のBTIです。BTI for SaaSでは、SaaS事業者向けに特化した予算作成と実績入力のための特殊シートを提供します。予算の特殊シートは、予算起算月の月初売上高と顧客数を入力し、月別に目標とする顧客単価、新規獲得顧客数、チャーンレートを入力するだけで、SaaSビジネスのKPIであるARPA(Average Revenue per Accountの略、契約あたりの月間収益)やLTV(Life Time Valueの略、ひとつの契約から平均的にもたらされる収益)、ネット売上チャーンレート((ある月に失った月次−既存顧客からの追加月次収益)÷月初の月次収益で計算*)、これらのKPIが自動で算出され予算計画をたてることができます。
BTI for SaaSは、最初の2カ月間は無料でトライアル利用ができ、その後、月額50,000円(税別)で継続利用ができます。
実績の特殊シートでは、販売管理システムやSFAから抽出した売上情報(案件名あるいは顧客名、受注金額と期間)と顧客獲得コスト(主にマーケティング費用とビジネスサイドの人件費)を入力するだけで、予算と同じKPIの実績値が算出されます。
月次損益予実管理とKPI予実管理を行っている予算管理担当者は、DIGGLEを利用することにより複数シートの管理、複雑な計算式や関数を組み込んだスプレッドシートを利用しなくても、予算の作成や実績の管理を簡単に行うことができるようになります。また、期中の予算見直しも、実績に基づいたKPIを利用して簡単に修正シミュレーションを行うことができます。
DIGGLEはこれからも開発を進め、誰でも簡単に予実管理を可能にし、正確性と迅速性を兼ね備えた経営情報の可視化ツールの提供を目指します。
タシナレッジ株式会社 代表取締役 山本清貴からのコメント
DIGGLEは、私自身の体験に基づき開発に着手したサービスです。数値結果の原因を探るための予実管理には様々なシステムからダウンロードしたデータの管理、統合が必要となり、そのために多くの時間が取られていました。また、既存の予算管理ソリューションの導入には多大な価格と人材リソースがかかることも知っていました。DIGGLEは、最新のテクノロジーで予実管理業務を誰でも簡単に行えることを実現したくて開発しました。そしてその先には、意思決定に必要な示唆を迅速かつ正確に与え、利用者を最適な経営戦略に導くサービスを目指しております。
*出典:スタートアップのお金と指標入門講座:ユニットエコノミクス (Unit Economics) — CAC & LTV
【会社概要】
名称:タシナレッジ株式会社
URL:http://www.diggle.jp
所在地:東京都渋谷区恵比寿西2−19−9 フランセスビル
代表者:代表取締役社長 山本清貴
設立年月日:2016年6月
【お問い合わせ】
DIGGLE株式会社 広報担当宛
pr@diggle.team
080-4740-7189(上砂かみさご)/070-1306-6893(嶋田)