エコモット、日商エレクトロニクス「くるま-i」2 リニューアルへの技術協力
~ MaaS分野における更なる協業強化も視野に ~
エコモット株式会社(本社:北海道札幌市、代表取締役:入澤 拓也、以下「エコモット」)は、日商エレクトロニクス株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:岡村 昌一、以下「日商エレクトロニクス」)のIoT事業の主力サービスであるテレマティクスクラウドサービス「くるま-i」2のリニューアルに際し、技術協力をいたしました。
両社は、カーテレマティクスおよび、日本においても今後普及が見込まれる「モビリティ・アズ・ア・サービス」(以下「MaaS」)分野への展開も見据えた協業関係を深め、IoT事業を通じた社会貢献の実現に向けて努めてまいります。
「くるま-i」2のリニューアルにあたってのエコモットの技術協力について
先進運転支援システム(ADAS)を搭載した新型ドライブレコーダーを採用することで、AI画像解析による前方車両との接近や車線からの逸脱、逆走行などを検知いたします。また、車内外を同時に撮影可能な高画質OUT/INカメラの本体への一体化、個人認証機能の追加等により、更なる交通事故削減、利便性の向上を実現しています。
エコモットは、「くるま-i」2のリニューアルに伴う新型ドライブレコーダーの採用にあたり、クラウドアプリケーション開発の技術協力をいたしました。
・リニューアル提供開始日:2018年11月1日
また、この度の「くるま-i」2リニューアルにあたっての技術協力、今後の更なるカーテレマティクス、MaaS分野への展開も見据えた協業強化にあたり、日商エレクトロニクス株式会社より以下のエンドースメントをいただいております。
この度のエコモット様の技術協力を心より感謝いたします。当社サービス「くるま-i」2は2017年4月1日よりエコモット様のIoTクラウドプラットフォーム「FASTIO(ファスティオ)」を導入し、サービス提供を行っております。今回のリニューアルにおいてもエコモット様よりクラウドアプリケーション開発に関する技術協力をいただくことで、使い勝手の良いユーザーインターフェースをそのままに、リニューアルを実現することができました。今後も一層、エコモット様との連携を強化し、車両の重大事故撲滅を支援することで社会に貢献してまいります。
日商エレクトロニクス株式会社
ビジネス・プラットフォーム部門デジタライゼーション本部
本部長 橋本 昌嗣 様
(参考)「くるま-i」2について
日商エレクトロニクスが交通事故、コスト削減を目的に提供しているテレマティクスクラウドサービスです。
通信モジュールを搭載したドライブレコーダーにより、急激な加速度の変化を検知した際に、前後計10秒間の動画を自動的に送信すると同時に、リアルタイムで管理者に通知されパソコンやスマートフォンで確認可能です。また、車両の運転状況の各種データはクラウドへ自動送信され、月一度自動集計し運行管理レポートが作成されます。これらの機能が、危険運転の段階での運転指導を可能とし、交通事故削減が実現可能です。
2011年のサービス提供開始以降、社有車を多く保有する企業を中心に約15,000台超が導入されています。
カーテレマティクス市場とエコモットの取り組みについて
一般的なカーテレマティクスサービスが、運行状況や位置情報の把握を中心としたサービスであることに対して、エコモットのサービスは危険運転の可視化と安全運転指導を継続的に行う仕組みを提供することで、ドライバーの安全運転意識向上を通じた交通事故そのものの予防を目的としています。
また、カーテレマティクスサービス市場の中でも法人用車両における「クラウド型車両管理・勤怠管理システム」の市場は2022年には利用台数168万台、市場規模は511億円(株式会社シード・プランニング調べ)になると見込まれており、自動運転車の登場やカーシェアリングサービスの普及など、新たな都市交通網の発展もこれを後押しすると考えられています。
エコモットはこのような市場に対して、より安心・安全を確保しつつ、業務効率化を実現可能とするサービスを提供してまいります。
今後のエコモット・日商エレクトロニクスの協業について
エコモット、日商エレクトロニクスの両社は、カーテレマティクスの分野のみならず、今後急速に普及していくであろう「モビリティ・アズ・ア・サービス」(MaaS)といった、自動車に関するIoT事業における市場拡大を目指していることから、今後もエコモットのクラウドアプリケーション開発を中心とした技術力、IoTパッケージサービスのレンタルで培ったサポート力、 日商エレクトロニクスのICTソリューションで培った企画力、全国的な営業網といった両社の強みを併せ持ったサービス・製品の提供に向けて、さらに協業を深めてまいります。
エコモット株式会社について
エコモットは2007年の創業以来IoT専業のソリューションベンダーとして、センサー・自社開発通信デバイスの提供を行うとともに、多様な顧客ニーズに応じたカスタマイズ、現場での設置ノウハウを提供し、あらゆる「モノ・コト」からセンシングを可能にするソリューションを提供しています。2017年6月に札幌証券取引所アンビシャス市場へ上場いたしました。また、2018年6月に東京証券取引所マザーズへ上場いたしました。
所在地 : 北海道札幌市中央区北1条東2丁目5番2号 札幌泉第1ビル1階
代表者 : 代表取締役 入澤 拓也
設立 : 2007年2月
資本金 : 2億95百万円(2018年6月末現在)
事業内容 : IoTソリューションの企画、およびこれに付随する端末製造
通信インフラ、アプリケーション開発、並びにクラウドサービスの
運用・保守に関する業務のワンストップでの提供
企業サイト: https://www.ecomott.co.jp/
日商エレクトロニクス株式会社について
日商エレクトロニクス株式会社は、「Innovation-Leading Company」として、ネットワークからサイバーセキュリティ、コンピューティング、業務プロセス改善まで幅広い分野で、次の社会・ビジネスを見据えた新たなイノベーションを創出しています。“Your Best Partner”としてお客様のビジネスに寄り添い、ICTを通じてお客様のビジネス成果に貢献する「B4B(Business For Business)」を目指しています。
所在地 : 東京都千代田区二番町3-5 麹町三葉ビル
代表者 : 代表取締役 岡村 昌一
設立 : 1969年2月
資本金 : 143億3,687万5,000円
事業内容 : 情報通信設備、IT基盤をはじめとする国内外の
最新鋭ソリューションの提供、ならびにそのシステム構築、保守、
運用、監視などのサービスの提供
企業サイト: https://www.nissho-ele.co.jp/