就活×ホームパーティをコンセプトにした「キャリパ」vol.1を開催 企業と学生の接点を創出し、就活におけるミスマッチを「楽しく」解消
近畿大学経営学部（大阪府東大阪市）経営学科教授 山縣正幸ゼミと、インテリアアイテムの通信販売をはじめ地域ブランディングなど多様な事業を手掛ける株式会社友安（ともやす）製作所（大阪府八尾市、以下 友安製作所）は、「就活におけるミスマッチを"楽しく"解消する」ことをテーマに、「就活×ホームパーティー」をコンセプトにした「キャリパ」vol.1を、令和6年（2024年）8月4日（日）、友安製作所本社にて共同開催します。
【本件のポイント】
●経営学部山縣ゼミの学生と地元企業である友安製作所が共同で、「楽しく」ミスマッチを解消しながら就職活動を進めるためのイベントを共同開催
●ゲームを通して自己分析を行い、客観的に自分を見つめ直す機会を創出
●参加学生は友安製作所の社員からフィードバックをもらい、自身の就職活動に生かす
【本件の内容】
経営学部の山縣ゼミでは、「価値創造デザインプロジェクト」と題して、企業をはじめとするさまざまな組織とコラボレーションを行い、"商品やサービスの新しい価値のあり方を発見し、価値の流れをデザインする"という実践的な学びに取り組んでいます。
今回実施する「キャリパ」は、山縣ゼミと、インテリアアイテムの通信販売をはじめ地域ブランディングなど多様な事業を手掛け、「ホームパーティー推進委員会」やカードゲーム形式での「価値観ワークショップ」などを展開する友安製作所が、令和4年（2022年）4月より行っている共同研究プロジェクト「ホームパーティーが生み出す新しいエコシステムと価値創造の可能性」の一環として行うものです。「就活におけるミスマッチを"楽しく"解消する」ことをテーマに、"就活×ホームパーティー"をコンセプトに開催します。
第1回目となる今回は、就活のスタート地点である自己分析をテーマとして、学生と友安製作所が共同制作したボードゲームを用いて自己分析を行います。"人と盛り上がって話をしているときに発する言葉はふいに出る本音である"という点に着目し、ゲームを楽しみながら会話を通じて自己分析を行い、客観的に自分を見つめ直す機会とします。また、友安製作所の社員がゲーム中の言動から受けた学生の印象をフィードバックしたり、フリータイムの時間に、仕事内容や社会人として働くことなどについて学生からの質問に答えたりすることで、就職活動に生かせる機会とします。
なお、本イベントは今後も回数を重ねていく予定で、より多くの企業と学生との接点を創出していきたいと考えています。
【開催概要】
日時 ：令和6年（2024年）8月4日（日）13：00～15：00
場所 ：株式会社友安製作所
（大阪府八尾市神武町1-36、JR大和路線「久宝寺駅」から徒歩約2分）
参加者：近畿大学生、大学院生 15名程度
株式会社友安製作所 3名
【株式会社友安製作所】
昭和23年（1948年）にネジ製造からスタートし、長年金属加工業を営んできた町工場。2000年代初期にインテリアアイテムの輸入販売事業に乗り出し、現在ではカフェ事業、工務店事業、レンタルスペース事業、まちづくり事業など、「世界中の人々の人生に彩りを。」というヴィジョンを軸にした多様な事業を展開しています。スローガンに「生きるをあそぶ」を掲げ、彩り豊かな人生を送ることができる社会をデザインすることに取り組んでいます。
所在地：大阪府八尾市神武町1番36号
代表者：代表取締役社長 友安啓則
創業 ：昭和23年（1948年）
設立 ：昭和38年（1963年）1月25日
HP ：https://tomoyasu.co.jp/
【学生コメント】
近畿大学経営学部経営学科3年 阪野楓花（さかのふうか）さん
「企業と表面的なコミュニケーションしか取れない」、「堅苦しい雰囲気の中で行われる就活をどうにかしたい」そんなもどかしさを解消したいという願いから、私たちは就活とホームパーティーを掛け合わせた「キャリパ」vol.1を企画しました。就活真っ只中の私たちだからこそ思いついたこのイベントを通して、少しでも多くの就活生が就活をポジティブに捉えられることを望んでいます。また、ミスマッチによる入社後の退職を減らし、人生を左右する就活を乗り越え、自分が納得する選択をして、入社後のモチベーション維持に繋がることを期待しています。社員の方やほかの参加者からのフィードバックももらえるため、自分では気づけなかった自分の魅力を知ることができる機会にもなります。
【関連リンク】
経営学部 経営学科 教授 山縣正幸（ヤマガタマサユキ）
https://www.kindai.ac.jp/meikan/125-yamagata-masayuki.html
