『ジェネシス・マシン 合成生物学が開く人類第2の創世記』 11月21日(月)発売!
不老長寿、培養肉、人工臓器移植… 遺伝子プログラミングが創り出す、すごい近未来!
日経ナショナル ジオグラフィック(代表:滝山晋、所在地:東京都港区虎ノ門)は、
『ジェネシス・マシン 合成生物学が開く人類第2の創世記』を11月21日(月)に発行します。
本書は、未来学者エイミー・ウェブと合成生物学のパイオニアであるアンドリュー・ヘッセルが、「新しい生体をプログラミングする」合成生物学の限りない可能性について解説した書です。
合成生物学とは、これまでのクリスパー(CRISPR)のようにDNA配列を読み取って編集するだけの技術ではなく、コンピューター上でDNA配列をプログラミングし、さまざまな新しい機能を持った細胞、微生物、植物、動物を生み出すことのできる画期的な技術です。
通常の数分の1の資源で数百万人を養える屋内栽培可能な植物、注射を必要としない合成インスリン、培養臓器移植を使った再生医療、高度な個別化医療などの研究が進められており、気候変動、資源枯渇、医療費増大など、人類が直面している数々の問題を解決する可能性を秘めています。一方で、合成生物学の普及で、持てる者と持たざる者への社会の分断がさらに進み、破滅的な未来をもたらしかねないという危惧もあります。
本書では、合成生物学が何を可能にし、人類に何をもたらすのかを具体的に示しながら、その倫理的・道徳的・宗教的問題を予測します。老化防止医療が発展し100歳まで若さが維持できるとしたら?病気と闘うために新しいウイルスを生み出すことは是か非か? 合成生物学が未来社会にもたらす光と影。近未来に向け、生命、人間としての倫理を問う一冊でもあります。
『ジェネシス・マシン合成生物学が開く人類第2の創世記』
エイミー・ウェブ、アンドリュー・ヘッセル著/関谷冬華 訳/2022年11月21日発行/定価 2,640円(10%税込)/480ページ/ソフトカバー/四六判/日経ナショナル ジオグラフィック 発行
主な内容
パート1 起源
第1章問題のある遺伝子はお断り
第2章スタートラインに向かう競争
第3章生命の積み木
第4章神と、ある研究者と、ケナガマンモス(に近いゾウ)
パート2 現在
第5章バイオ経済
第6章生物時代
第7章9つのリスク
第8章ゴールデンライスの話
パート3 未来
第9章近い将来に実現しそうな可能性を探る
第10章シナリオその1 子作りはウェルスプリングで
第11章シナリオその2 人間が老化しなくなったら
第12章シナリオその3 アキラ・ゴールドの2037年版「おすすめレストラン」
第13章シナリオその4 地下の世界
第14章シナリオその5 業務連絡
パート4 未来に続く道
第15章新たな始まり
未来学者と合成生物学のパイオニアがタッグを組み、合成生物学の限りない可能性
について解説する!
不老長寿、培養肉、人工臓器移植…。合成生物学が可能にする未来! それは人類に
何をもたらすのかを具体的に示す。近未来に向け、人間としての倫理を問う
究極の一冊!