麻薬戦争の攻防を、鬼才D・ヴィルヌーブ監督が極限の臨場感で描く 「ボーダーライン」 8月22日(土)よる7時~BS12 トゥエルビで放送

全国無料放送のBS12 トゥエルビ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:須磨直樹)は毎週土曜よる7時~を「土曜洋画劇場」と題し、世界の名作・佳作を選りすぐって放送しています。8月22日(土)は、国境麻薬戦争の現状を描いたサスペンスアクション映画『ボーダーライン』(2015年・米)をお届けします。

1.映画「ボーダーライン」

その善悪に境界はあるのかーー 国境麻薬戦争の「今」を極限の臨場感でとらえたサスペンス。

FBI捜査官ケイト・メイサー(エミリー・ブラント)は、メキシコの麻薬カルテルが所有する一軒家で数十体もの腐乱死体を発見する。暴力、麻薬、死が隣合わせに存在するアメリカとメキシコの国境町・フアレスを舞台に、過酷な任務に就いた捜査官の姿と、国境麻薬戦争の現状を臨場感たっぷりに描く。ドゥニ・ヴィルヌーブ監督が「オール・ユー・ニード・イズ・キル」「クワイエット・プレイス」のエミリー・ブラントを主演に迎えて描くクライム・アクション。第88回アカデミー賞3部門ノミネート。(英語・日本語字幕)


■監督:ドゥニ・ヴィルヌーブ
■出演:エミリー・ブラント、ベニチオ・デル・トロ、ジョシュ・ブローリン 他
■コピーライト:(C)2015 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved.
★今後のラインナップなどはこちらから
https://www.twellv.co.jp/program/drama/doyou-youga/ 

2.みどころ(映画評論家・立花 珠樹 氏)

予備知識無しに数分間見ているだけで、「力がある」と感じる映画がある。ドゥニ・ヴィルヌーブ監督『ボーダーライン』はその1本だ。主人公は、FBI(米連邦捜査局)の女性捜査官ケイト・メイサー(エミリー・ブラント)。メキシコの麻薬組織がらみの誘拐殺人事件を捜査した直後、国防総省の顧問マット(ジョシュ・ブローリン)が率いる特別チームにスカウトされる。マットから正体不明のコロンビア人、アレハンドロ(ベニチオ・デル・トロ)を紹介されたケイトは、彼らと共に国境を越えて、メキシコのフアレス市に入る。現実に麻薬カルテルの抗争の舞台となって「世界で最も危険な都市」と恐れられたこともある場所だ。ショッキングな映像と息もつかせぬスピーディーな展開。観客は主人公ケイトと同じように、チームの目的もアレハンドロの正体も分からず、ハラハラしながら映画の中に引き込まれていく。次に何が起きるのか、予測するのが難しい。国境地帯の荒涼たる光景や、暗視カメラや衛星画像を効果的に使った戦闘場面など、インパクトがある映像も多い。『プラダを着た悪魔』でファッション界に生きる女性を演じたブラントが、麻薬戦争の最前線で戦う捜査員を泥まみれになって熱演している。謎の男役のデル・トロも知的でセクシーな魅力をいかんなく発揮している。
ヴィルヌーブ監督はカナダ出身。この作品の後、『メッセージ』や『ブレードランナー2049』などを撮った実力派だ。


■BS12 トゥエルビについて■
三井物産(株)100%出資の24時間全国無料のBS放送局です。スポーツ中継や大人の趣味教養など、上質なエンタテインメント番組を総合編成でお送りしています。視聴方法は、BS+12ボタン、または3桁番号222チャンネルです。


AIが記事を作成しています