宮崎県初!都城市・丸商建設社と「レスキューホテル」 災害協定を2022年4月8日(金)に締結

~締結式終了後「HOTEL R9 The Yard 都城」にてオープン前施設見学会を開催~

株式会社デベロップ(本社:千葉県市川市、代表取締役:岡村 健史、以下「デベロップ」)は、災害などの有事に被災地に駆けつけ「レスキューホテル」となるコンテナホテル「HOTEL R9 The Yard 都城」を2022年6月に開業します。また開業に先立ち、2022年4月8日(金)にレスキューホテルの出動に係る宮崎県初の災害協定を都城市および株式会社丸商建設(本社:宮崎県日南市、代表取締役社長:榎木田 大資、以下「丸商建設社」)と締結します。

レスキューホテル出動の様子

宮崎県都城市との災害協定締結の経緯

宮崎県都城市は、広大な都城盆地の中にあり、市域中央にはほぼ南北に大淀川が流れ、西は霧島山地、東は鰐塚山地に囲まれた自然豊かな地域です。豊富な自然を有する同市は、突発的な大規模災害時の被害を軽減し、速やかな復興を実現するため、日頃から民間事業者と協力関係を構築することで、市民が安心して暮らせるまちづくりを推進しています。
今回、同市内に開業を予定する「HOTEL R9 The Yard 都城」が、避難所および災害時の迅速な個室空間の確保に役立つほか、災害時の感染防止対策としても活用できる点にご期待いただきました。レスキューホテルの一部を所有する丸商建設社(日南市)より都城市への申し入れを経て、協定締結に至りました。
平時は観光・ビジネスの拠点として地域のまちづくり機能を担い、有事には都城市内外への出動拠点として災害に強いまちづくりに貢献します。

災害協定締結式について

日時 :2022年4月8日(金)11時00分~11時15分
場所 :都城市役所本館 4階 秘書広報課前会議室
出席者:池田 宜永 都城市長、榎木田 大資 丸商建設代表取締役、
    服部 琢也 デベロップ常務取締役、他

オープン前施設見学会について

日時     :2022年4月8日(金)11時45分~12時15分
場所     :HOTEL R9 The Yard 都城(宮崎県都城市神之山町1874-1)
        ※都城市役所より車で15分
申込方法   :事前申込制(「施設見学会申し込み書」参照)
施設見学対象者:報道関係者

HOTEL R9 The Yard 都城 施設情報

施設名    : HOTEL R9 The Yard 都城
         (ホテル アールナイン ザ ヤード ミヤコノジョウ)
施設場所   : 宮崎県都城市神之山町1874-1
アクセス   : お車 宮崎自動車道 都城ICより車で7分
         電車 JR日豊本線・吉都線 都城駅より車で8分
         敷地面積 2,876m2(869坪)
オープン日  : 2022年6月予定
予約受付開始日: 2022年5月予定
ホームページ : https://hotel-r9.jp/hotels/miyakonojo/

客室名、定員、室数、広さおよび料金

ダブルルーム2名/31室(13m2) 1名 5,000円/泊~ 2名 7,000円/泊~
ツインルーム2名/6室(13m2) 1名 5,000円/泊~ 2名 8,000円/泊~

災害時には避難所等になるフェーズフリーのホテルで備えない防災を

デベロップが運営する「HOTEL R9 The Yard(ホテル アールナイン ザ ヤード)」シリーズは、斬新な外観と上質な空間を持ち合わせたコンテナホテルです。
建築用コンテナモジュールを利用した独立客室は、隣室と壁を接しないため静粛性とプライバシー性に優れます。13m2の室内には、良質なベッド、ゆったり使用できるユニットバス、冷凍冷蔵庫、電子レンジ、加湿空気清浄機を備え、上質な宿泊空間を提供します。そのため長期滞在でも快適に過ごせるとお客様の好評を得て、全国49店舗1,648室(開業準備中店舗含む)を展開しています。
また、有事の際には客室をすみやかに被災地へ移設し避難施設等にご利用いただく「レスキューホテル」としての役割を担うことで、災害に強い社会をつくり、未来の命や暮らしを守ることを目指します。尚「動くホテル」「レスキューホテル」との語および、それらの関連標章※は、各々、末尾のとおり、商標登録をしております。

レスキューホテル ウェブサイト: https://www.dvlp.jp/lp/rescue_hotel
ホテル アールナイン ザ ヤード ブランドページ: https://hotel-r9.jp/brands/theyard/

レスキューホテル出動拠点 HOTEL R9 The Yard シリーズ 外観(画像は伊佐店)
客室(ダブルルーム)

東日本大震災の経験をもとに実現。レスキューホテル誕生の経緯

2011年の東日本大震災では、コンテナ型備蓄倉庫や復興従事者用宿泊施設の建設などで震災後間もなく現地に入りました。被災地の方が多くの避難所で生活に大きな負担を強いられている状況を目の当たりにし、発災後に安心安全なプライベート空間を迅速かつ簡便に提供したいという想いで誕生したものがレスキューホテルです。
動くホテルの1例目として、宮城県石巻市で復興従事者用宿泊施設として利用されたコンテナを栃木県佐野市に移設し2017年10月「HOTEL R9 SANOFUJIOKA」としてリニューアルオープン。
その後、更なる移設性を高めるべく1棟1客室型に改良、2018年12月「HOTEL R9 The Yard(ホテル アールナイン ザ ヤード)」シリーズ1号店が栃木県真岡市にオープンしたことを皮切りに本シリーズを全国各地へ展開。全国どこへでもすみやかにレスキューホテルが駆けつける体制づくりを目指します。

レスキューホテル出動実績

2020年4月に長崎クルーズ船内における新型コロナウイルス感染拡大防止対策としてレスキューホテル初の有事出動を行いました。その後、東京都三鷹市および東京都千代田区、都内民間病院へPCR検査体制強化のために出動。空調を完備した客室は、季節や天候等に関係なく診療活動を行うことができ、医療従事者の負担軽減のために利用されました。
2021年12月に栃木県へ新型コロナ第6波およびオミクロン株の感染拡大対応のために臨時医療施設として126室を出動。さらに2月より、千葉県と東京都の臨時医療施設の付帯施設として計21室が利用されています。レスキューホテルは、1台1客室の独立した客室構造により、宿泊施設としてだけでなく診察室やナースステーション等にも活用可能なことから、自治体や民間の病院の有事インフラとして地域医療に貢献する機会が増えています。

レスキューホテル設置の様子

■レスキューホテルは「日常時」と「非常時」のどちらにおいても役に立つ商品として「フェーズフリー認証」を取得しています。

災害時の備えを全国へ展開し、強靭なまちづくりに貢献~SDGsの取り組み~

レスキューホテルは、「SDGs事業認定」を取得しています。災害時の備えとして自治体との協定締結の輪を広げ、各自治体の都市機能の持続管理の強化を推進し、強靭なまちづくりの開発を通して、持続可能な開発目標の達成に貢献します。

運営会社

会社名   : 株式会社デベロップ
代表者   : 代表取締役 岡村 健史
所在地   : 千葉県市川市市川一丁目4番10号
設立    : 2007年2月
事業内容  : 建築・不動産事業、ホテル事業、
        トランクルーム事業、エネルギー事業
ホームページ: https://develop-group.jp

※「レスキューホテル The Yard(商標 第6240114号)」、「災害支援型レスキューホテル(商標 第6394774号)」、「医療従事者支援型レスキューホテル(商標 第6394775号)」その他「レスキューホテル」の語を用いた商標、並びに「動くホテル The Yard(商標 第6240108号)」その他「動くホテル」を用いた商標は、当社の登録商標です。

客室(ツインルーム)
客室(ユニットバス)
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