太陽光発電電力をマンション内で すべて消費する新しいシステムを開発 分譲マンション〈ジオ〉の「ジオ神戸三宮」で 初導入します
阪急阪神不動産株式会社(本社:大阪市北区、社長:諸冨隆一(※1))は、分譲マンション〈ジオ〉として初めて、太陽光発電システムによって発電した電力(以下、「太陽光発電電力」)を、専有部の電気使用量から差し引き、各住戸の電気料金を低減する新しいシステムを導入します。「ジオ神戸三宮」において本システムを導入し、「太陽光発電電力」を無駄なく利用し、環境と家計にやさしい暮らしをご提案します。
これまで、新築分譲マンションの専有部で「太陽光発電電力」を消費するには、パワーコンディショナーなどの設備を各住戸で用意する必要があり、コスト面および維持管理面に課題があったため、共用部のみでの消費が一般的でした。また、多くの太陽光パネルを設置しても、共用部だけでは「太陽光発電電力」を消費しきれないという課題がありました。
そこで、関西電力グループのNextPower株式会社の高圧一括受電サービスを採用し、「太陽光発電電力」を同社が計量し、これを専有部(各住戸)の電気使用量から差し引くことで、入居者の電気料金の低減を可能としました。
具体的な内容
阪急阪神ホールディングスグループでは、2020年5月に発表したサステナビリティ宣言のもと、SDGsへの取組を強化しています。当社は今後も、脱炭素社会の構築のため、カーボンニュートラルの実現に向けて、取り組んでまいります。
太陽光発電電力に関するイメージ図
「ジオ神戸三宮」の概要
所在地/神戸市中央区中山手通2丁目3番46の一部(地番)
交通/神戸市営地下鉄「三宮」駅徒歩4分
構造・階数/鉄筋コンクリート造、地上15階建
総戸数/69戸
敷地面積/937.07平方メートル
間取り・住戸専有面積/1LDK~3LDK、52.56平方メートル~78.11平方メートル
竣工時期・入居時期/2026年1月下旬竣工(予定)・2026年2月上旬入居(予定)
売主/阪急阪神不動産株式会社
分譲後の権利形態/
土地:専有面積割合による定期借地権(転借地権)の準共有
建物:専有部分は区分所有権、共有部分は専有面積割合による所有権の共有
施工/株式会社森組
販売開始予定時期/2024年3月予定
物件HP/ https://geo.8984.jp/mansion/sannomiya/
※「ジオ草津」「ジオ阪神芦屋」「ジオ高槻天神」において「太陽光発電電力」を売電し、専有部(各住戸)に還元する取組も進めています。
(※1)諸、隆は旧字
阪急阪神不動産株式会社 https://www.hhp.co.jp/
発行元:阪急阪神ホールディングス
大阪市北区芝田1-16-1