協定校 国立台湾大学への表敬訪問を実施 台湾の最高学府と連携、学術・学生交流を推進
近畿大学(大阪府東大阪市)は、平成29年(2017年)12月20日(水)、国立台湾大学を表敬訪問し、台湾外交部の謝延淙副参事官の立ち会いのもと、台湾共同研究等の学術交流や、交換留学等の学生交流について具体的に推進していくことを確認しました。近畿大学と国立台湾大学は、平成29年(2017年)11月24日(金)に学術交流および学生交流に関する協定を締結しています。国立台湾大学は、世界大学ランキングで76位(QS世界大学ランキング2018)にランクインしている、台湾トップクラスの大学です。
【本件のポイント】
●台湾のトップ大学である国立台湾大学と学術交流および交換留学に関する協定を締結
●学術交流や交換留学を中心に、大学間での全面的な連携を目指す
●本協定により、近畿大学の海外協定校は世界43カ国 全216校に
【本件の概要】
近畿大学と国立台湾大学は、両大学の学生に交換留学等の機会を提供することで、グローバル社会で活躍できる人材の育成に資するとともに、日本と台湾の交互理解を深めることを目的として、学術交流および交換留学に関する協定を締結しました。
今後は、学術交流や交換留学を中心に、大学間での全面的な連携を目指します。
【国立台湾大学について】
約3万1千人の学生が通い、自然科学から人文社会芸術を網羅する11学部・54学科・108専攻・18大学院を擁し、一学期の開講コース数が10,000を超える、学術研究からコース開講数にかけて全国でも頂点に位置する大学です。
全学の教職員および卒業生の共同努力のもと、各領域において卓越した学術研究成果を誇り、多くの領域において国内一位に止まらず、世界でも一流の結果を出しています。現在国際機構QSが公開しているランキングでは、ランクインした指標の内半数近くが世界トップ50になっています。この栄光を更なる成長の糧とし、革新的な学術研究と教育を通し、皆が絶えず自己啓発に励み、新たな挑戦を怠らず、積極的に責任を担う使命感のある人間、習得した知識と能力を社会へと還元し、時代を先駆け、本校を国際学術研究の重鎮へと導く人材となることを願って教育・研究を行っています。
【近畿大学について】
大正14年(1925年)創立の大阪専門学校と、昭和18年(1943年)創立の大阪理工科大学を母体として、昭和24年(1949年)新学制により近畿大学として設立されました。医学から芸術までを網羅する14学部48学科、法科大学院と大学院11研究科、17の研究所等、2つの短大、併設学校18校園、総合病院を3カ所に設置する我が国有数の私立総合大学です。
「実学教育」と「人格の陶冶」を建学の精神に、「人に愛され、信頼され、尊敬される」人づくりを教育の目的として、学生教育、研究活動に邁進。グローバル化された諸問題に立ち向かうため、国際人の養成に力を入れ、“生きた英語”を学ぶための英語村をはじめとする外国語学習を支援するスタッフや施設を完備し、平成28年(2016年)4月には、ベルリッツコーポレーションと日本の大学で初めて連携協定を締結して国際学部を開設するなど、さらなるグローバル人材の育成を目指しています。また、社会に役立つものづくり、人づくりに生かせる専門的な知識や経験を身に着けることをサポートする体制も整備しており、このような恵まれた環境を生かし、優れた人材の養成を目指しています。