「コットンの日」のイベントを4年ぶりにリアル会場にて開催 コットン・アワード2023を日向坂46影山優佳さんが受賞
日本紡績協会(大阪市・会長:上埜 修司)は2023年5月10日の「コットンの日」にイベントを4年ぶりにリアル会場で開催いたしました。
日本紡績協会では、国産綿製品需要振興活動を行う上で、夏物綿製品が一斉に店頭に並び始めるこの時期が最も適していることと、そして、5(ご)と10(とお)の語呂合わせから、5月10日を「コットンの日」にすることを提唱、日本記念日協会から正式に認定を受け、今年で28回目の記念日を迎えました。
この「コットンの日」を記念して、日本紡績協会とアメリカの国際綿花評議会(CCI)は協力して、毎年5月10日にイベントを開催しています。過去3年間は新型コロナウイルス感染症拡大のためオンラインでの開催となりましたが、本年は4年ぶりのリアル会場に加えてオンライン併用ハイブリッド形式の開催となりました。参加者はリアル会場の東京都内のホテルと、オンライン会場の合計約300名の方が、アメリカ綿や繊維業界のサステナビリティに関するセミナーを聴講しました。
2019年以来の実施となりましたコットン・アワード2023は、日向坂46の影山優佳さんが受賞。影山優佳さんは日向坂46のメンバーとして活動されるだけではなく、環境カオリスタ資格や薬学検定など複数の資格取得や、昨年のサッカーワールドカップの放送では玄人はだしの解説・戦術分析を披露されるなど、幅広い活動で才能を発揮されておられます。今回のアワードでは、ナチュラルで清々しく、またアイドルだけではなく、多方面で活躍されていることが自然素材で様々な製品に使われるオールマイティなコットンのイメージに相応しいということで選出され受賞に至りました。
「コットンの日」を中心に日本紡績協会と国際綿花評議会(CCI)は今後も綿製品の需要拡充のために様々な活動を行って参ります。
参考資料
- 当日のプログラム
https://www.cotton.or.jp/registration2023/pdf/2023program.pdf
よりご覧ください
- 国際綿花評議会(Cotton Council International)とは
米国の綿花や綿種子、米国綿製品の輸出促進のために、全米綿花評議会(NCC)の海外プロモーション部門として1956年に設立した非営利業界団体。
アメリカ綿の消費拡大を推進するために、紡績、布地・衣料品メーカー、ブランド、小売、繊維業界団体、政府、米国農務省(USDA)と協力しています。CCIの本部はワシントンD.C.、世界各国20か所に事務所を置き、50か国以上で活動しています。。
URL: https://www.cottonusa.org/ja/ (日本語版ホームページ)
- 日本紡績協会 とは
日本紡績協会は、1882年10月に、明治初年以来近代産業の1つとして各地に勃興してきた当初の紡績会社により創設された紡績聯合会を前身とし、その後幾多の変遷を経て、1948年4月に日本紡績協会として再組織されました。創立以来100年を越すわが国でも最も長い歴史と伝統を誇り、また常に繊維業界の中核として大きな役割を果たしてきており、現在の会員は15社です。会員相互の親睦を図るとともに、紡績業共通の課題についての政府その他関係機関との連絡・折衝、統計報告の募集・発表、内外紡績事情等の調査、紡織加工技術に関する情報交換、労働・社会保障問題に関する連絡・折衝、内外に対する宣伝等の事業を行い、日本紡績業界の健全な発展を図ることを目的として活動しています。
- 過去のコットン・アワードの受賞者は次のページをご覧ください
2020年から2022年は実施せず。