電波を使ったレーダーセンサA111を搭載した「A111搭載測距モジュールピッチ変換基板」をスイッチサイエンスが発売
株式会社スイッチサイエンス(以下スイッチサイエンス、本社:東京都新宿区、代表取締役:金本茂)は、「A111搭載測距モジュールピッチ変換基板」を、スイッチサイエンスのウェブショップにて2020年8月27日より販売開始します。
本製品は、60GHz帯の電波を使ったAcconeer社製レーダーセンサのA111を搭載しており、距離のほか、動き、速度や材料の検出、高精度な物体追跡も可能です。また、赤外線や超音波を利用した従来の測距方式と比べ、遮蔽物に左右されにくい利点があります。
A111搭載の同様の基板は、2019年には米国SparkFun社より発売されていたものの、工事設計認証取得済みにもかかわらず技適マークの表示がなく、日本国内での利用が制限されている状況でした。そこで、スイッチサイエンスにて開発・製造し、技適マークを表示したものが、本製品です。
A111搭載測距モジュールピッチ変換基板は、Raspberry Piに直接接続するための26ピンのピンソケット及び、Raspberry Pi以外でSPI通信するための端子も備えています。また、A111の開発元であるAcconeer社からは、データの確認に便利なGUIツール「Acconeer Exploration Tool」が提供されています。
物体追跡や衝突防止などの機能開発プロトタイピングへの利用を期待し、この度、販売を開始します。
A111搭載測距モジュールピッチ変換基板のポイント
・Acconeer社の60GHz帯の電波を使ったレーダーセンサのA111を搭載
・動き、速度や材料の検出、高精度な物体追跡も可能
・遮蔽物が存在する環境でも利用できる
・Raspberry Piに直接接続するための26ピンのピンソケットを備えている
製品情報
型番 SSCI-063166
商品名 A111搭載測距モジュールピッチ変換基板
価格(消費税込み)4,950円
販売情報
スイッチサイエンスのウェブショップ( https://www.switch-science.com ) にて販売します。
A111搭載測距モジュールピッチ変換基板 の基本仕様
■ 60GHzの無線を使った距離センサ A111チップ搭載
■ アンテナ内蔵
■ 測定距離 2mまで
■SPIインターフェースで接続(最大50MHz)
■ 基板上に電源ICと電圧変換ICを搭載しているため、1.8V〜5Vで使用可能
スイッチサイエンス
スイッチサイエンスは、テクノロジーをより多くの人々が道具として当たり前に使える世界を目指して活動しています。具体的には、電子工作用の電子部品を自社で設計、製造、または国内外から調達し、販売する事業を行っています。
近年は多くの電子部品が小型化され、専門家以外には使いづらくなっています。こういった電子部品を数センチメートル角のプリント基板に搭載したモジュールの形で提供することで、多くの人がテクノロジーを楽しめる環境を作りたいと考えています。
他社の商標または登録商標
・記載されている製品名などは各社の商標または登録商標です。
お問い合わせ
株式会社144Lab 須藤(スドウ)までお願いいたします。
E-mail: marketing@144lab.com
株式会社144Lab
スイッチサイエンス は、144Labグループの一員です。
■ 会社概要
名称 : 株式会社144Lab(カブシキガイシャイチヨンヨンラボ)
所在地: 東京都新宿区箪笥町43
代表 : 代表取締役 金本 茂
URL : https://144lab.com/