意外と難しい?柴犬のしつけのコツを解説!

柴犬は日本の天然記念物にも指定されている日本に昔から存在する犬種です。
そんな柴犬の人気も高く、中型犬の中で飼育されているランキングで堂々の1位となっています。
しかし、そんな柴犬の性格を理解せずに飼い始めてしまい現実と理想のギャップから飼育放棄する飼い主が多いです。
そこで今回、柴犬の性格としつけのコツについて解説していきます。

1、柴犬を飼うときに考慮すべき性格とは?

柴犬の性格

柴犬は、飼い主やその家族になつきやすい性格です。しかし、反対に環境の変化に対するストレスを感じやすい神経質な一面も持ち合わせています。
そのため警戒心が強く、飼い主以外に触られることが苦手で馴れ合いを好みません。
そして一度身に付けた習慣はずっと定着し続ける面もあります。

柴犬の性格を生かしたしつけのコツとは?

柴犬は忠義を尽くす犬になります。しかしその関係を構築できるタイミングは子犬の時期なんです!
ここを知らないと、子犬の時期に可愛がりすぎて成犬になっても手に負えない我が儘な柴犬になってしまいます。
つまり、正しい関係作りとは子犬の時期に行う!これが柴犬を上手くしつけるコツになります。

2、子犬をしつける具体的な時期と方法を解説!

子犬をしつけるための適切な時期とは?

ポイントは社会期と言われる時期にしつけをすることです。
この社会期は生後2か月~3か月頃を指します。ペットショップで購入するときには、すでにこの社会期になっていることがほとんどです。そのため、飼い始めから柴犬をしつける必要があります。

社会期とはどんな時期なのか?

社会期は柔軟に様々な物事を学習し吸収することのできる時期です。そのため知らない人や環境、犬に適応させる時期でもあります。また柴犬は他の犬よりも、一度見に付いた習慣を書き換えることが難しい傾向が強いため、社会期のタイミングはしつけの上で非常に重要です。

うまくしつけるためのコツとは?

・他の人に触られることに慣れてもらう
柴犬は他の犬に比べて、元々触られることが苦手です。特に成長につれて主人と認めた人以外に触られることを嫌う柴犬も多くいます。しかし、しつけを効率的に行う上で触れることは必須のため、社会期の時期にはなるべく多くの人に触ってもらうようにしましょう。
特に、触れることを嫌がるお腹や足・尻尾はこの時期に慣らせておくことは、自分が主人であり上の立場であることを学ぶために重要です。
・積極的に外出する機会を持つ
社会期に様々な物や人、犬に触れ合うためにぜひ外出しましょう。
その目的は、自分以外の環境や物、人・犬が自分にとって危険ではないことを教えるためです。そしてこの時期に外出し触れ合うことで、成犬の時に他の犬や人を攻撃するような行動を抑えることが出来ます。
ただ、社会期の時期は予防接種がまだのことも多いです。そのため柴犬を抱き上げて家の周りを歩いて環境に慣らすことから始めましょう。また機会があればドッグランなどに行くこともオススメです。
・家庭内のルールを統一する
子犬のしつけにおいて最も大切なことは、柴犬に関わる全ての人が決まった対応をすることです。
犬は人よりも学習スピードから成長スピードまで何もかもが早いため、違ったことを覚えることも早いです。また社会期の時期に、間違った叱り方(叩いたり怒鳴るなど)で関係を悪化させると一生言う事を聞かなくなります。
だからこそ、家族の中でこの反応をした時はこうする。また声掛けの方法が家族によって違うと自分がどうしたら怒られるのか分からなくなりストレスを感じて言う事を聞かなくなるので注意してください。

まとめ

柴犬の性格はまさに日本人らしいものです。それゆえに他の犬種よりも早い段階からしつけをする必要があり、難易度の高いことが特徴になります。
ぜひ、今回の記事を参考に正しい柴犬のしつけを実践してみましょう。

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