【名城大学】明治神宮野球大会への出場を決めた硬式野球部
2017年以来、5年ぶり8回目の神宮
本学硬式野球部は10月30日、三重県伊勢市のダイムスタジアム伊勢で行われた「第18回東海地区・北陸・愛知三連盟王座決定戦」の決勝戦で、皇學館大学(東海地区代表)に3-1で競り勝って3度目の優勝を果たし、「第53回明治神宮野球大会」への出場を決めました。同大会への出場は2017年以来5年ぶり8回目となります。
29日の静岡産業大学(開催枠)との1回戦では、1回表に先制点を奪われたものの、本塁打2本を放った伊藤雄紀選手(法学部3年)や救援で好投した眞田拓投手(人間学部4年)と松本凌人投手(法学部3年)の活躍で5-2で逆転勝ちしました。
30日の決勝戦は「完全アウェー」となる地元・伊勢市の皇學館大學との対戦に。先発の眞田投手が1回裏に1点を失いましたが、打線はすぐに反撃。2回表2死3塁で眞田投手が中越え2塁打を放って同点に追いつくと、続く馬渕壮史選手(法学部4年)の中前打で2点目を挙げて一気に逆転しました。
その後は眞田投手が粘りのピッチングを見せると、6回2死から登板した松本投手は最速149㌔の速球を主体にスライダーやカットボールなどを織り交ぜた投球で次々と三振を奪って相手打線を寄せ付けず、9回表には堀裕貴選手(法学部3年)の中前打で待望の追加点を挙げて試合を決めました。
「優勝を目指して準備していきたい」と安江監督
大会の最優秀選手賞に輝いた眞田投手は「序盤は連投の疲れで制球が定まりませんでしたが、途中で修正できました。神宮では先発でも抑えでも任されたところで全力で投げたいです」と意気込みました。
打者11人から4連続を含む8奪三振と圧巻の投球を見せた松本投手は「万全の準備をして気合が入って試合に臨むことができました。神宮では先発で最後まで投げ切り、みんなを勇気づけるような投球をして優勝したい」と力強く語りました。
安江均監督は「選手たちはプレッシャーもあって厳しい試合になりましたが、眞田投手がよく頑張り、松本投手がしびれるような投球をしてくれました」と振り返りました。明治神宮野球大会に向けて「久しぶりの出場ですが、(東海・北陸・愛知の)ブロックの代表ですから、優勝を目指して準備していきたいです」と全国制覇を目標に挙げました。
「第53回明治神宮野球大会」は11月18日から23日まで東京の明治神宮野球場(神宮球場)で開催され、全国から11大学が出場します。本学は19日午後4時から九州三連盟代表の九州共立大学と初戦を戦います。