コロナ禍でも安心を マスクをしたまま治療ができる「PETATTO Mask(ペタットマスク)」で感染対策|株式会社ジェイメック
皮膚科・形成外科領域、および美容医療の現場で使われる医療用レーザー・光治療器を手掛ける株式会社ジェイメック(本社:東京都文京区、代表取締役社長:林英児)は、術者、患者さま双方の感染リスクを少しでも低減できるように自社開発した、お顔の治療中に使用できる不織布マスク「PETATTO Mask(ペタットマスク)」を販売しております。
医療機器メーカー「ジェイメック」
皮膚科・形成外科領域に加えて美容医療の現場で用いられる医療用レーザー・光治療器をはじめ、治療をサポートする医療機関専売コスメや、医療現場で必要とされる周辺機器などの開発・販売・メンテナンスを行う、創業25年の医療機器メーカーです。創業当時から大切にしている"for the patients' smile"(患者さまの笑顔のために)の精神のもと、患者さまに寄り添った、きめ細やかな製品づくりやサービスを提供しています。
長らく続く新型コロナウイルスという未曾有の脅威に対し、『患者さまの笑顔のために』医療機器メーカーとしてできることは何かを考え、不安が募る状況下で少しでも不安を払拭し、安心して治療を受けていただけるような製品を目指して、PETATTO Maskを開発しました。
感染対策としてのマスクの重要性
厚生労働省によると、仮に50センチの近距離に近づかざるを得なかった場合、ウイルスの吸入量は
・飛沫を吸う側だけがマスクを着用:布マスクで17%減、不織布マスクで47%減
・飛沫を出す側だけがマスクを着用:布マスク又は不織布マスクで70%以上減
・飛沫を吸う側、出す側双方がマスクを着用:双方が布マスクで70%減、双方が不織布マスクで75%減
となることが示されています。(マスクを着用しない場合との比較)
感染防止に必要な「最低1メートル」の間隔を確保できない場合には、マスクによる対策は重要としています。
参考WEBサイト
「新型コロナウイルスに関するQ&A(一般の方向け)」内「4.マスク・消毒液に関するもの>問1 マスクはどのような効果があるのでしょうか。」
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/dengue_fever_qa_00001.html#Q4-1
PETATTO Mask 開発秘話
PETATTO Maskの開発のきっかけは、医療機関からの声でした。
飛沫感染対策としてマスクの着用が一般化してきても、美容医療の現場において、お顔の治療時はどうしても患者さまにマスクを外していただく必要があります。お顔の治療においては、患者さまと医療機関のスタッフ様は50センチ以内の距離に近づくことになるにもかかわらず、マスクを外していただく現場に立たなければならない医療機関の皆さま、そしてマスクを外さなければならない患者さまは、大きな不安を抱えていたそうです。
そんな中、公益社団法人日本美容医療協会の理事長であり、東京都立川市の医療法人社団ローレル グリーンウッドスキンクリニック立川 院長である青木律先生が、「お顔の治療中でもつけていられるマスクを作れないか?」と我々にお声がけくださったのが、PETATTO Maskのはじまりでした。
治療の邪魔にならないように、形状にもこだわりを。耳にかけるとどうしても紐の部分が治療の妨げになるため、代わりに肌用のテープで皮膚に固定して使用する方法を採用しました。テープで留めることにより、座っての治療や横向きになってもズレないマスクになりました。また、お顔の形やサイズは千差万別、患者さまに合わせて選べる2つのサイズを準備し、サイズの選定にもかなりの時間をかけました。さらに素材にもこだわりを持ち、万が一レーザーが当たってしまっても燃えにくい難燃性の不織布を採用しました。
こうして試作に次ぐ試作を重ね、日本企業のモノづくりへのこだわりを詰め込んだ、メイドインジャパンのオリジナルマスク「PETATTO Mask」が完成したのです。
■公益社団法人 日本美容医療協会
日本美容医療協会(JAAM)は、内閣府から認定された美容分野の公益社団法人です。
“すべての人に美しくなってほしい”という願いを叶えるために、医師の知識・技術を最高レベルに保つ情報と研鑽の場を提供し、同時に、皆さまと専門医をつなぐ架け橋になることを目的として設立されました。
【理事長 青木 律 先生 コメント】
患者さま、そして医療従事者の安心のために
新型コロナウィルスによるパンデミックはワクチン接種という夜明けが少し見えてきたようですが、しかしなおアフターコロナの世界は見通せず、当面ウィズコロナとして対応しなければならないようです。
美容医療の施術中は患者さまと医療従事者の距離が近くなること多く、常に院内感染のリスクを孕んでいます。美容医療協会ではこの度ウィズコロナを見通したガイドラインを作成しましたが、その中でも患者さまの鼻と口をマスクで覆うことの重要性を謳っております。
そこで協会として医療現場での安全を最優先に配慮したマスクの作成を提案し、この度JMEC様ご協力のもと「少しの面積で鼻と口を覆うマスク」が完成しました。
この製品が少しでも多くの方の安心に繋がれば幸いです。
お使いいただいている施設の声
PETATTO maskをお使いいただいている、医療法人天神会 天神下皮フ科形成外科の院長である加王 文祥先生が、弊社の取材にお答えくださいました。実際の美容医療の現場で、多くの患者様にお使いいただいています。
■医療法人 天神会 天神下皮フ科形成外科 (東京都文京区 理事長 加王文祥先生)
形成外科専門医の院長 加王文祥先生は、肌に関する幅広い医療・診療を通じて地域の皆様との信頼関係を築き、多くの皆様の健康で快適な生活をサポートする“かかりつけ医”を目指して、日々診療に当たられています。
【加王 文祥 先生 コメント】
患者さま、スタッフ双方を「守る」ために
当院は完全予約制を採用していますので、患者さま同士がクリニック内で会うことはコロナ禍以前から少なく、その点において心配は少なかったものの、どうしても施術中にマスクを外していただかなければなりません。そのため、我々スタッフと患者さま間での対策は難しいと感じていました。なかなか患者さまの本心を聞くことはできませんが、少なくともスタッフは不安を感じていましたし、コロナ禍でも頑張ってくれるスタッフの為にも何か対策ができないかと懸案しておりました。
美容医療協会とジェイメックが共同開発したこのマスクであれば、患者さまもスタッフも安心して施術に臨むことができております。
【患者さまの声】
感染対策がしっかりしていて、信頼できると感じる
シミ治療を受けたいと思っていましたが、治療時にマスクを外すことが不安で、なかなか踏み切れずにいました。問い合わせた際にこういったマスクを導入していることを教えてくれたので、こちらで治療を受けることを決めました。
実際につけてもらいましたが、顔を横にしても落ちたりしなかったので、安心して治療を受けられました。治療中、先生の顔が近づくときもあり、マスクが無かったら不安だっただろうなと思いました。
他のクリニックではあまり聞かないマスクでしたが、こういったものを導入しているクリニックは感染対策がしっかりしていると思いますし、信頼できると感じます。同じようにマスクを外すことになる美容院などでもつけられたらいいのにと思います。(30代女性)
私たちが「今」できる感染対策
私たちジェイメックが大切にしている、"for the patients' smile"(患者さまの笑顔のために)の精神。患者さまの笑顔のために、私たちが医療機器メーカーとして、今できることは何かを常に考えています。
今回ご紹介したPETATTO maskのほか、注射の不安感を軽減する「BullBull pen(ブルブルペン)」というアイテムは、コロナワクチン接種時に患者さまの不安を軽減するためにお役立ていただけるペン型振動器です。もともとは注射による美容治療のために開発した製品ですが、この度のワクチン接種を受け、ただいま接種実施施設への無償提供を行っています。
一人でも多くの患者さまを笑顔にするために。そのためにできることを、私たちは愚直に実践して参ります。
【本件に関する報道関係者さまからのお問合せ先】
ホームページ内のお問い合わせフォーム、またはメールにてご連絡ください。
株式会社ジェイメック 企画マーケティング部
広報担当:山田
ホームページ:https://www.jmec.co.jp/
メールアドレス:contact2-jmec@jmec.co.jp